ちなみに僕がこういう基礎練習をする時は太管を使う事の方が多いです。太管の楽器をしっかり鳴らす身体の感覚を掴むという事と、太管で難しいパッセージや高い音域を吹きこなせていれば、細管に持ち替えた時に楽にコントロールできるからです。あと耐久力の面でも楽。もちろん細管は細管ならではの息のコントロールの仕方があるので、細管での練習も必要ですが、太管テナーを基本(メイン)楽器にして普段練習するようにしておくと細管、バスへの持ち替えは比較的楽です。細管を基本楽器としてしまうと太管への持ち替えは肉体的にかなりきついものとなります。
楽器経験が長くなってくると、若い頃のように練習すればするほど目に見えて上達するという事がなく(そういえば10代の頃は毎日が進歩だったよなぁ~)、どちらかというと上達よりも現状維持的な部分が大きいので、ついつい練習が億劫になってしまうものです。でも今きちんと基礎的な事(楽器練習以外の肉体的トレーニングも含めて)を練習するかしないかで、きっと5年後10年後の演奏能力は大きく違ってくるはず。
明確なビジョンを持って日々の地道な基礎練習に励もう。
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