今年2月にYouTubeで解散を発表したダフト・パンクですが、
結局最後のアルバムとなってしまった2013年リリースの「Random Access Memories」(グラミー賞・5部門受賞アルバム)は僕の愛聴盤で今でもほぼ毎日のように聴いてもいるし、ミックスやマスタリング時のリファレンス音源にもしています。ただ、愛聴盤といってもSpotifyもしくはApple Musicの音楽配信でずっと聴いているのですが、リファレンス音源とするのであれば、やはり無圧縮のオリジナル音源を使わねばと思い、CDを買いました。CDを買うのなんて何年ぶりのことでしょう。音楽配信サービスで世界中のありとあらゆる音源を手軽に聴けてしまう今の時代にCDを買ってまで聴きたいと思うアルバムはそう滅多にありません。「Random Access Memories」のCDを買った理由は音質的な部分もありますが、これを手掛けたミキシングエンジニアとマスタリングエンジニアをどうして知りたかったからなんです。ミックスやマスタリングが素晴らしいアルバムは沢山ありますが、僕が聴いて来たCDの中で特にこの「Random Access Memories」は本当に素晴らしいと思ったので、ミックスやマスタリング時のリファレンス音源としています。もちろん、参加ミュージシャンも世界最高峰のプレーヤーばかりなので素晴らしい演奏であることはいうまでもありません。
CDを買って早速クレジットを見てみたら、
マスタリング:ボブ・ラドウィック(Bob Ludwig)
と記載されていました。
お二人とも巨匠中の巨匠と言われるような本当に凄い方。どうりで素晴らしいサウンドな訳だ。特にボブ・ラドウィックさんのマスタリングは本当に素晴らしいサウンドだと思い、僕なんて到底足元にも及ばないですが、常に目標とするマスタリングの音です。ボブ・ラドウィックさんは現在76歳ということで「Random Access Memories」のマスタリングを手掛けた時は、何と68歳! 凄いな〜。それくらいの年齢になると聴力も衰えて高音域の感度も悪くなると思うのですが、やはり巨匠は違いますね。
ミキシング・マスタリングエンジニアなら絶対に聴いとけ!的な必聴アルバム。
4月23日リリースの「枯葉」も引き続きよろしくお願いいします!
Autumn Leaves - for Two Trombones
<収録曲>
1. 枯葉 - for Two Trombones
2. 枯葉 - for Two Trombones (SCJP Remix)
プロデュース:岩崎 浩 (mellowtone studio)
作曲:Joseph Kosma
アレンジ&リミックス : Sliding Cafe Jazz Project
トロンボーン : 岩崎 浩
ミキシング & マスタリング : 岩崎 浩 (mellowtone studio)
<リリース日>
2021年4月23日
Spotify、Apple Music、他主要音楽配信サービスにて全世界同時リリース。
[Spotify]
[Apple Music]
[Amazon Prime Music]
[LINE Music]
[AWA]
[YouTube]
<トラック説明>
元々はシャンソンの代表的な楽曲であるが、マイルス・デイビスをはじめ数多くのジャズ・ミュージシャンによって演奏・録音され、ジャズ・スタンダード・ナンバーとしても大変人気の高い楽曲。日本では“枯葉”という曲名が一般的 (原曲名:Autumn Leaves)。原曲のメロディーを尊重したシンプルなトロンボーンデュエットアレンジに加え、エレクトロニック(電子音楽)を大胆に取り入れたリミックスバージョンも収録。いまだかつてない斬新な“枯葉”に衝撃を受けることでしょう。
<お知らせ>
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