日本を代表するスタジオ・トランペット奏者であった数原晋さんが亡くなられたそうです(享年74歳)。
数原さんのことは僕がジャズ・ポップス系に興味を持ち始めた高校生の頃に知り、数原さん率いるTokyo Ensemble Labの1988年リリースのアルバム「
Breath from the Season」にはもの凄く影響を受け、このアルバム収録のNica's DreamとJunky Expressはコピーして大学のビッグバンドで演奏していました。
このアルバムは今でもよく聴いていますが、本当によく出来たアルバムだと思います。プロデュースした角松敏生の手腕によるところが大きいと思いますが、ビッグバンドのアルバムなのにサウンドは非常にポップです。まさに”角松サウンド”。毎年夏になると無性に聴きたくなるアルバム、夏にマッチするサウンドです。
4曲目のバラード「Nobody Can Do It」での数原さんの叙情感溢れるトランペットのメロディーが心に染みます。
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