ネット上の情報等からHOLGAの作りのいい加減さというのを知っていたので、実物を見てもその安っぽさとかは全く気になりませんでした。もっと作りのひどいカメラを想像していたので、むしろ「なかなか丁寧に作ってあるじゃん!」って思ってしまいました。オールプラスチック製の上、そもそもの構造上の問題から光漏れしてしまうのは仕方のない事でしょう。取説にもはなから「光漏れするので遮光テープでふたの隙間をふさいで下さい」と書かれてるくらいですから。
プラスチック製なので、いかにも安っぽい見た目である事は確かなんですが(トイカメラだから当たり前?)、それが逆に可愛らしく愛嬌もあり、レトロな雰囲気をかもし出しています。この見た目の愛らしさもHOLGA人気に一役買っていそうですね。最近ではその愛らしいルックスを更に強調したカラーHOLGA、ネコ顔のにゃーにゃーHOLGA、更ににゃーにゃー鳴くしろねこHOLGAまで登場。ネコ好きにはたまりませんね。他にARMY HOLGAなんてモデルも個性的、オシャレです。またHOLGAにしては高価な限定モデルなどもあるようですが、どのモデルも遊び心ありますね。
では早速HOLGAで撮ってみよう!
・・・と、言いたいところですが、今週はまたスケジュールが非常にタイトなのでHOLGA撮影会(?)はおあずけ。来週にでも近所を散歩がてら試し撮りしてみようかしら。でもフィルム1本分撮り終わらないと現像に出せないので、実際に撮った写真を見れるのはもう少し先になりそうです。
試し撮りした写真の出来が良さそうだったらこのブログでも紹介しますよ。
お楽しみに!
そして、実際にHOLGAに触れてみて改めて感じた事・・・
普段、携帯電話、コンピューターなどいわゆるハイテク機器に囲まれて暮らしている者にとって、トイカメラのような究極のローテク、つまり構造が極めて単純、原始的なモノ(製品ではなく、あえてモノと表現したい)に触れると、なにかホッとしますね。普段ハイテク機器を駆使するためにキリキリと鋭く研ぎ澄ましている神経が、トイカメラに触れた瞬間にやんわりと溶かされ、癒されていく感じ。この神経がほぐされ柔らかくなっていく感じ、とても心地良いですよ・・・なるほど、そういう理由で今トイカメラのようなレトロなモノが流行っているんですね。改めて実感。
デジカメなら撮った直後(撮る瞬間でも)に撮影結果を確認できる訳ですが、たまには現像が出来上がるまでゆっくり待つというのもいいではないですか。撮影直後に結果を確認出るというのは確かに便利ではありますが、なんでもかんでもすぐに結果が出てしまう状況に慣れてしまうと、想像力を働かせるという事をしなくなってしまいます。
撮影結果を頭の中で想像しながらシャッターを切る。
現像を待つ。
待っている間もきっと頭の中ではあれこれ想像をめぐらせているはずだ。
現代のハイテク中心のスピーディーな生活の中にちょっぴりレトロでローテクなモノを取り入れるようにすれば、おのずと生活時間もスピードダウンして、現代生活ならではのストレスも少しは軽減できるかもしれませんね。
たまにはローテクなモノを使って想像力を働かせてみよう。
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