マウスピース試奏

ものすご～く久しぶりにマウスピースの試奏をしてみました。山野楽器ウィンドクルーに行って最近気になっていたマウスピースをいくつか試奏。が、期待していた某メーカーの新作はちょっとイマイチかも。製品コンセプト、発想自体は面白いんですが、自分には合いませんでした。他に通常では滅多に入荷しない超高級マウスピースがあったので吹いてみました。これは噂どおり凄い。やはり金属素材そのものが他メーカーとは違う感じ。ただあまりにもマウスピースの個性が強烈過ぎて明らかに楽器本体よりもマウスピースが勝ってしまっている印象。確かに音はぶっ太いんですが、楽器が鳴っているというよりもマウスピースそのものが鳴っているような感じ。口あたりもちょっと自分には合わない感じでした。

いろいろなマウスピースを試奏した中で1本だけとても好印象なマウスピースがあったのですが、買うまでには至らず。やはり現在使っているSTORK CUSTOM NY 7Cがベストですね。もちろんSTORKにも100％満足しているというわけではないのですが、どんなマウスピース、楽器でも100％満足するということはまずないのだと思います。STORKは他のメーカーのマウスピースに比べてその満足度がかなり高いといったところで、8割方は満足しています。足りない2割は自分の奏法、吹き方とかで調整、補足するイメージでしょうか。

マウスピースに関してはSTORK以外にあれこれ迷う必要なないかな、と今日改めて再認識しました。ただ、STORKというメーカーは個体差が激しいので、今使っているNY 7Cを大事に扱っていかねば・・・。