Sliding Cafeマスターのブログ

大人には聞こえない音

人間、誰でも歳をとるにつれ体力の衰え、視力の低下などの老化現象があらわれてくるわけですが、体力、視力の衰えほどには明らかな機能低下を自覚しにくいと思いますが、聴力も確実に年齢とともに低下してきます。

聴力の衰えで最も顕著なのが高周波数の帯域の聞き取り能力といわれています。で、その高周波数の聞き取りテストをできるサイトを見つけました。
大人には聞こえない音/聴力検査
とりあえず、試してみて下さい。

ちなみに僕は16,000Hzまでは問題なく聴き取れました。18,000Hzは聞く音量を上げればなんとか聴き取れました。このサイトの説明では20、30代で14,000Hzあたりが聞こえなくなるとの事ですが、14,000Hzくらいは大人でも十分聞こえる周波数帯域だと思うのですが、どうなんでしょう。14,000Hzは楽器でいうと、ドラムのシンバルやハイハットの高い音域成分に含まれます。ミキシング的には14,000Hz近辺をEQで持ち上げると、サウンド全体に明るさ、輝き、メリハリ感が出るポイントで、音楽的にも非常に重要な周波数ポイントです。だから、14,000Hzが聞こえない、聞き取りにくいという人は、音楽そのものの聞こえ方、感じ方も違うかもしれませんね。

あとこの聴力検査で面白いのは右耳、左耳それぞれ別個に検査できるので、左右の聴力バランスチェックができて良いですね。僕はトロンボーンのレコーディングの時には右耳だけにヘッドホンを付けてオケを聴いているため、明らかに右耳の方の聴力が落ちているようです(右耳単独では18,000Hzが聴き取れなかった)。

耳は使えば使うほど聴力は確実に落ちていきます。聴力を維持するためには、出来るだけ音楽を聴かないようにするしかないと思うのですが、僕の場合、音楽が職業なのでそうもいきません。とりあえず日頃から気をつけている事は、観賞目的で音楽を聴く時には大音量では聴かない、長時間イヤホンで音楽を聴かないといったところでしょうか。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「アレンジ、楽曲制作」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事