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Sliding Cafeマスターのブログ

最近のトロンボーンCDについて

 写真は松永 英也さんのデビューCD「Brilliant Days」ですが、とても良いのではないかと思います。初のヒーリング系トロンボーンという事でいろいろと話題になっているようです。聴く前までは、ヒーリング系トロンボーンってどうなんだろう?って思ってたんですが、松永さんの演奏はとてもセンスの良い吹き方(基本的にクラシック奏法)で良いですね。ヘタなジャズ・トロンボーンCDなんか聴くよりも遥かに楽しめます。僕の最近の愛聴盤の1枚です。

 最近、国内外問わずクラシック、ジャズその他ジャンルでもトロンボーンのCDのリリーズが非常に多く、それらの新譜は大概購入してチェックしてるんですが、その中で僕が聴いて本当に素晴らしい内容だな、と思えるCDは少ないですね。もちろん松永さんのように素晴らしいCDも何枚かありますが。。。LP時代に比べて今はCDを作る事は、随分と低予算で作れるようになったので、CDリリースの数も増えて来たんだと思いますが、数が増えた分、その内容の乏しいものも多いように思います。
 クラシックに関しては専門外なので発言は控えさせてもらいますが、ジャズその他ジャンルのトロンボーンCDについては、アルバム1枚通して聴いてられないCDが多いかな。これは演奏者の実力云々というよりも、アルバムのコンセプト自体がいまいちなものが多い(辛らつな言い方をすれば、センスのダサイものが多い)。つまりプロデューサーの力量不足を感じてしまうCDが最も多いですね。何故でしょう、邦楽でも洋楽でも巷で一般的に売れているCD(ロック、R&B他いわゆるポップス)は、そのアルバムコンセプト、プロデュース等にもの凄い力を入れているのに、ジャズ系のCD(特にトロンボーン)は、その辺がとってもいい加減になっていると思うんですよね。自分がトロンボーン吹きのせいか、妙にトロンボーンのCDの音楽的センスの無さが気になって仕方がないんですわ。世間一般的な音楽センスとのズレをもの凄く感じる訳です。もちろん中には、Y・M氏のようにトロンボーン奏者でありながら、素晴らしいプロデュースセンスを発揮されている人もいますがね。。。
 トロンボーンのCDリリースが多くなり、非常に良い傾向であるとは思いますが、今後はもっとコンセプトのしっかりとしたCDが増えてくれる事を期待したいところです。

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コメント一覧

よしお
松永さん
2枚目のアルバム出ましたね。前回も良かったですが、今回は世界観が広がった感じで良いと思います。最近のハマりもの^^
マスター
コメントありがとうございます。

僕の記事を見られてCDを購入されたとは、

少し責任を感じてしまう所でもありますが。。。

綺麗な音色が好きな方なら、とても楽しめるCDかと思います。



松永さんもブログやられているようです。

http://blogs.yahoo.co.jp/brilliantdays_hideya

河野 広明
便乗
http://jazz.main.jp/
JazzTromboneの河野でございます。

この記事を見て、私も松永英也さんのCDを購入してみました。

といってもまだ到着していないので聞いていませんが。

すごく楽しみです。



私もそのうちCDを出そうかなと企んでいますが、

参考にさせていただきたいと思っております。
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