中学生のジャズレッスン

今日は、半年前から通って来ている中学1年生の子のジャズトロンボーンレッスンでした。レッスンに通い始めた当初は、ジャズというよりも基礎練習中心のレッスンでしたが、今年からは少しずつ、ジャズの吹き方、フレージングなどのレッスン内容も増やしています。中一からジャズのレッスンを受けられるなんて、恵まれた環境ですね。将来はジャズ演奏家を目指すのかどうかは、まだ本人も全く考えは無く、今はただジャズが好きで吹いているだけという感じみたいです。ジャズを教えている僕が言うのもなんですが、中学、高校時代はジャズだけに傾倒するのではなく、クラシックも含めていろいろな音楽を経験した方が良いと思います。

でも、中学生の頃から正しいジャズの吹き方、フレージングなどを学ぶという事はとても良い事だと思います。ジャズをジャズらしく演奏するためには、やはり出来るだけ若い内にジャズフィーリングを身体にしみ込ませた方が良いです。「ジャズフィーリング」を言葉で説明する事は難しいのですが、理論や理屈ではなかなか説明できない領域だからこそ、若ければ若いほど自然と無意識のうちに身体に入って来るはずです。