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Sliding Cafeマスターのブログ

ホーンセクションレコーディング

午後から某大手教育系出版会社制作の3管(トランペット、サックス、トロンボーン)編成のホーンセクションレコーディング。今年に入ってからずっと制作が続いているシリーズものです。スタジオは毎度おなじみ池尻大橋のマルニスタジオ。そしてトランペットは、やはり毎度おなじみのこのお方

今日のレコーディングは曲調により、細管テナーと太管テナーそれぞれの音色が必要だったため、楽器を2本担いで電車でスタジオに向かいました。最近は楽器が2本必要となるレコーディングが多いので、楽器2本のケースを持ち歩くのにも大分なれましたが、それでもやはりスタジオに到着する頃には結構汗だく&疲労・・・。こういう時だけは本当に車が欲しくなりますね。

今日の使用楽器はヤマハYSL-697Z(GP)喜望峰Finaleのセイヤーモデル。最近はようやくこの組み合わせで落ち着いてきました。697Zはとても明るくスピード感がありつつ密度の濃い音色で素晴らしいし、喜望峰はトロンボーンらしい豪快な音から弱奏時の柔らかい音まで非常に幅広い音色で表情が付けやすく、これまた素晴らしい。しばらくはこの2本で安泰だな。

3管でのレコーディング終了後、僕だけ居残りでソロの収録。いやぁ~しかし、歌もののソロは本当に難しい。歌との絡み方、間の取り方、リズムの乗り方(ジャストに乗る?or 後ろ気味に引っ張る? )、そもそものソロのスタイル(ハードでソウルフルなスタイル? or スムースな甘い感じ? or ジャジーな感じ? or クラシカル? etc....)をどうするべきかなどなど、瞬時にソロのアプローチスタイルを決めないと本当に支離滅裂なソロになってしまう訳であります。

歌ものの曲に入る管楽器のソロの定番といえばやはり圧倒的にサックスなんですが、プロデューサーの方がサックスだと露骨にいやらしい雰囲気が出過ぎてしまうのが嫌だそうで、前回も今回の収録曲もトロンボーンソロとなりました(素晴らしいセンス!!)。今後もガンガン、トロンボーンソロ入れましょう!

今回のも含めて今年に入ってからの一連の某大手教育系出版会社制作シリーズ、ようやく秋あたりに発売になるようです。

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