11月13日から12月5日までのライブツアーで気付いた事〜その2。
今回のライブツアーでは今までの自分の音楽人生を振り返るよい機会となり、自分の欠点、反省点、至らなかった点、努力が足りなかった部分もよく分かり、これからの音楽人生をより発展させ、成長していくためには具体的に何をやっていけばよいのか明確に分かって来ました。そして残り少ないであろう自分のトロンボーン演奏家人生において、自分ならではの音楽表現方法やスタイルを確立しなければならないと思いました。更に言えば「自分にしか出来ない音楽表現方法」でなければ演奏活動を続けて行く意味は無いと思います。ここで言う「音楽表現方法」とは、単純にトロンボーン演奏だけでは無く、トロンボーンも含めたサウンド構築や音楽作り(主に作編曲)まで包括した総合的な音楽表現です。他人と同じ、似たような活動、いわゆるオーソドックスな過去に散々やり尽くされた演奏形態、音楽表現のままではいけない。これは最も難しい課題だと思いますが、これからいろいろ試行錯誤しながら「自分にしか出来ない音楽表現方法の確立」を目指して行きたいと思います。