今日は大学の後輩のT.S君のレッスンでした。彼は今年大学を卒業して現在プロのジャズ・トロンボーン奏者を目指して修行中であります。最近は2週間に1回のペースでレッスンに来ています。写真はそのT.S君がマーク・ナイチンゲール(イギリスの有名なジャズ・トロンボーン奏者)のエチュードを練習しているところです。今日初めてこのエチュードをやらせたので、なかなか苦労しているようでした。このナイチンゲールのエチュードはなかなかよく出来ていて、いわゆるジャズ(スウィング)のフィーリングでリップスラー等の基礎練習をするという、今まであまり無かった画期的なエチュードで、ジャズを志すプレーヤーにとってとても勉強になるエチュードです。僕も最近やり始めたのですが、とても良いトレーニングになり、お薦めです。
他にもT.S君にはいろいろなエチュードをやらせていますが、本当に真面目に取り組んで行けば、将来的にとても役立つものばかりです。ガンバレー！！今後5年間が勝負だ。
ジャズというとクラシックに比べて、いい加減に吹いても良いようなイメージになりがちですが、やはりジャズも基本的な部分はクラシックと全く同じで、音質、イントネーションはキチンと出来ていないとダメですね。そのためにも日々の地道な基礎練習は非常に大切であります。
