今日は久々にボーカル曲のミックス。しばらくインスト曲のミックスが続いていたのでボーカルのミックスは久々。ボーカル曲の場合は主役(ボーカル)、脇役(バックトラック)の役割がはっきりしているので、全体的なバランスは取りやすいです。声質にもよりますが、男性ボーカルよりも女性ボーカルの方が音作り、バランス調整はやりやすいです。その理由はおそらく、女性ボーカルの方が音域が高いので、バックトラックに埋もれずに目立ちやすいからなのだと思います。これは楽器でもソロは高音楽器に担当させることが多いことと共通していますね。ソロ、旋律を奏でるのに向いている楽器はやはり高音楽器です。クラシックの協奏曲では圧倒的にヴァイオリンが多いですし、ジャズの花形楽器と言えばトランペットとアルトサックス。一般的なポップス曲での間奏ソロと言えばエレキギターが定番。フュージョンのメロディー担当楽器と言えば、アルトサックスもしくはエレキギター。
もちろん僕はトロンボーン奏者なので、中低音楽器によるソロ、旋律は大好きですが、一般受けしやすい(わかりやすい)のは、やはり高音楽器になりそうですね。これは時代、ジャンルが変わっても大体共通しているようです。
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