主な不具合は以下。
1. 左顔面筋肉が弱いため左右均等なアンブシュアを形成出来ない。よって耐久力が無く、バテやすい。
2. 唇の左端から空気が漏れることがある。
3. 高音演奏時に左目周辺筋肉の萎縮があり、左目が閉じてしまう。
唇周辺筋肉はトロンボーン演奏において最も重要な筋肉なので、その回復がまだ完全で無いことが一番の課題ですが、実は演奏とは直接関係なさそうな左目周辺筋肉の萎縮が結構演奏に影響するのです。まず左目が萎縮すると楽譜を読みづらくなるし、顔面筋肉は脳に近いので筋萎縮による刺激は気になるものです。ただし、両目を閉じて高音を吹けば左目周辺筋肉の萎縮は出ないのですが、そうすると楽譜が見えない訳で、両目閉じ奏法では初見演奏はまず不可能。慣れた楽譜の場合でも数小節分先読みして覚えておかないと対応出来ません。
そこで、左目周辺筋肉の萎縮症状がなんとかならないものかと、練習しながらいつも考えていたのですが、右目を閉じて吹けば左目周辺筋肉は萎縮しないことがわかりました。右目を閉じると顔面神経麻痺発症前と同じように普通に吹けるんですねぇ。右目を閉じると左目周辺の神経回路が遮断されるのか、どういう理由なのかわかりませんが、左目の萎縮や違和感が無くなるのは気分的に楽で快適です。ただ、右目をずっと閉じていると今度は右目周辺筋肉が疲れてくるので、長時間右目を閉じている訳にもいかず難しいところです。
左目周辺筋肉の萎縮とどう付き合っていくかが今後の課題です。
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