花の名前: チガヤ
撮影日: 2016/07/02
花の名前: サンシュユ(ハルコガネバナ)
撮影日: 2017/03/22
中国伝来の サンシュユ(山茱萸)学名 : Cornus officinalis Sieb. et Zucc. は主に庭木に使われる。
グミ(茱萸)学名:Elaeagnus はグミ科で、サンシュユはミズキ科だがヤマグミとも呼ばれ、似たものとして扱われたものと思われる。
花の名前: エルサレムセージ(キバナキセワタ)
撮影日: 2017/06/02
フロミス Phlomis の一種 フロミス・フルティコサ Phlomis fruticosa がハーブとしてエルサレムセージの名で使われる。
フロミスは園芸花として幾つかの種類が学名で流通し、属和名はオオキセワタ(大着綿)である。
エルサレムセージにはキバナキセワタ(黄花着せ綿)の和名がある。
ハーブの市場規模は大きく、観賞用の花としてはマニアックなので、一般人にはハーブ名がインプットされていくのが自然の流れだろう。
尚、セージは英名(Sage)で、コモン・セージ(英名 Common Sage 学名 Salvia officinalis)が始祖で、サルビアが多種になるにつれサルビア属全体のことをさすようになり、最近ではサルビア以外にも使われるようになっている。
ハナニラで数多く出てくる情報に混じってイフェイオンの名も見られます。よく見ると、園芸情報サイトはイフェイオンが併記されているのに、通販サイトは専らハナニラがタイトルになっています。
撮影日: 2017/03/12
ハナニラ属 Ipheion の園芸種はイフェイオンで呼ぶのが主流になっているが、検索キーワードはまだまだハナニラであることがわかります。袋にはイフェイオン(ハナニラ)と書かれているものが多く見受けられます。
セイヨウアマナ(西洋甘菜)の呼び名もありますが最近ははあまり使われないようです。アマナ(甘菜)は学名 Amana になっている日本の植物でユリ科に属する植物です。
キジカクシ科のオオアマナ(大甘菜)Ornithogalum はアマナとの類似性から着いた名前です。こちらも今ではオーソニガラムが主流です。本家のアマナはめったに見られない花なので名前を持ち出されても困っちゃいます。
ではネギ属のニラについてはどうでしょうか? 葉がニラ(韮)に似ている? 似てなくもない。臭いがネギに似る? そんなに気になるほどではない。昔の人々が直感で呼んだ名が口伝で広まり、気が付けばこうなっていたということなのでしょう。
撮影日: 2017/05/31
名前はとても日本的な響きがあるが戦後に外来した帰化植物でもっぱらの野草。センブリもハマセンブリも先にあるようだが、普通にみられる花ではなく、この花から辿って確かめ、気にせず、忘れる。ということになる
撮影日: 2016/06/14
このような命名は付けた人の博識を感じさせるが、同時に花が重い荷を背負ったような気がする。名家の子女ではないのだから、もっと軽い可愛らしい名前がよかった 。