医療法人 スマイルアート 神谷歯科

こんにちは!歯を削るのが嫌いな歯医者さんです。一生使う歯を一緒に守っていきましょう。

タン白質ってなんのため?

2016-08-10 08:25:45 | 日記
おはようございます
男子体操日本代表の皆さん、金メダルおめでとうございます
待合室のTVでも、オリンピックの情報?が流れているのですが
やはり患者さんも気になっているようで・・・
話が盛り上がることもしばしば、な神谷歯科です

さて、久しぶりの栄養話。
今回はタイトルの通り「タン白質」に注目します。
そもそも今まで【身体の基本はタン白質】と言っていましたが
そのタンパク質のお話をしていなかったですよねすみません

プロテインって、よく耳にすると思いますが、タン白質の英語名であり
同時に化学名でもあります。
プロテインは20種類のアミノ酸が組み合わされてできていますが
このうち人間の体内でつくれないアミノ酸が9種類あり「必須アミノ酸」と呼ばれます。
体内でつくれないという事は、食物を通して摂取しなければいけません。
人間の身体はタン白質でつくられ、タン白質で動かされています。
すなわち生命現象のほとんど全てがタン白質に依存していると言っても過言ではありません。

こんなにも大切なタン白質は、実は3つに分類する事が出来ます。

・構造タン白:身体をつくっている(コラーゲン・プロテオグリカン等・・・)
・運搬タン白:酸素を運ぶ(ヘモグロビン)
       栄養素を運ぶ(アルブミン)   こんなことも実はタン白質の役目!!
・機能タン白:酵素・ホルモンの材料となる

一言でタン白質、と言っても身体の中では色々な役割を担っています。
次回はさらにタン白質を知っていただきます