今日は、これに行って来た。
新宿文化センター30周年記念イベントのひとつ、フラメンコフェスティバル。
すごかったぁ。ドキドキした。初めて味わう感覚だった。たっぷりエネルギーをもらった感。ほんと素晴らしい公演でした。
しかも、無料。冒頭新宿区長のごあいさつがあり、登場したのが、女性区長でこれまたびっくり。メニューといい、無料といい、バレエパートナーでフラメンコダンサーでもあるみき姉に言わせると「太っ腹よね、新宿区」とは聞いていた。。。が。当然1800席は満席。立ち見客が出るほどの盛況ぶり。
正直、ワタクシの今までに見たフラメンコは、みき姉の出演する公演と発表会くらい。当然みんな情熱的でステキだな、と思っていた。「タンゴ・アルゼンチーノ」のようなタンゴものの公演は何本も見た。男性タンゴダンサーの踊りも見てきた。ギラギラで若いというより、脂ぎっている中年手前くらいの男性たちが一流で踊っていて、圧倒されていた。
でも今日のは、フラメンコ。フラメンコの男性ダンサーの踊りは初。ペアものはあるけど、あくまでも女性の相手役というくらい。。。。
実際見ると。。。そう、ドキドキして鳥肌がたった。「情熱的」なんて、ひと言で言い表すのはもったいないというか……言い尽くせない。言葉も見つからない。無意識でスタンディングして叫んでしまう……この感じだ。。。。
一部の日本のフラメンコ舞踊団やスタジオの方々も素晴らしかった。やはり、生ギター、カンテ(歌、手拍子)で踊るから迫力満点。カスタネットさばきは大変だな、と思っていたけど、今日は、衣装のスカートの段々フレアのさばき方、プラス、大判のストールや帽子というもののさばき方の妙技も堪能した。お見事ブラボーでした。
相当昔、ドキュメンタリーで、スペインの子供たちがフラメンコダンサーや闘牛士になるための英才教育を受ける学校に入る番組を見たことがある。ロシアのバレエ学校並に、もともとの体系(骨組みや柔軟性)などをチェックされた上に、初めて学校に入学できるのもだった。少女や少年たちはもちろん、親までがこぞってこの学校に入れたがっていた。血と涙の英才教育の様子を鮮明に思い出した。。。。あの子供たちも、今はこういう一流ダンサーになっているのだろうか。。。。と。残念なことに、さんざん感動したはずだけど、だからといってフラメンコを踊りたいとは思わなかったワタクシ。ポカーンと口をあけてみていたんだろうな。。。はずかしぃ。
何はともあれ、エネルギーいっぱいもらった。明日も休みもワクワクするような、エネルギーだ。ちゃんと眠れるかな。心配。