鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

感想:水の時計

2010-10-02 19:00:14 | 
「幸福な王子」の話からスタートするこの話。
ツバメに頼んで、王子の目のサファイヤや
ルビーを貧しい人に運んでもらうってやつです。
その後ツバメは死に、みずぼらしくなった銅像は
市民の手によって廃棄されましたとさ。

流れるように本筋に入って行ったストーリーのポイントは
臓器移植、と精神病。ほんで孤独。
王子とツバメの役どころも最後の方で、何故この二人が
繋がるのかが判って「あのときの!」みたいなね。

なんだファンタジーと思って読んでたら、
意外に裏切られました。かなーり面白い。
最初こそチャラい文面で「若い人向き?」なんて
白けましたが、どんどん面白くなる。どんどん真面目になる(笑)。
この世界観、好きですよ。
色んな悲しみがあります。
じわじわ悲しみで身が浸される感じがします。
でも不思議と、暗~い気分にはならない本でした。

個人的な好みですが、私はこの本は
かなり押しです。


もっかい載しとこ。

えええ

2010-10-02 10:54:08 | 日記
<尖閣諸島絡みです。>
今週のテレビで驚いたこと二連発。

29日の仙石官房長官の一言。
「日中間の司法過程についての理解がまったく
異なるということを、我々が習熟すべきだった」。

ビックラするよそりゃ。
多分国民のほとんどがビックラしたよ。
あんたくらいだよ、
そこまで中国に楽観視してたの。
やっぱ本物の売国奴は一味違うわ。

そして30日の衆院予算委員会にて
管首相の衝撃の一言。

「ビデオは見ておりません」。

とりあえず見ろ。
話はそこからだ。