『となりの革命農家』黒野伸一04(廣済堂出版2015/3/1)
慣行農業が主流のY県大沼村で有機農業を始めた木村春菜と小原和也。
ひそかに惹かれ合う若い二人は山奥で暮らすテツジンなる
謎のじーさんのもとで修行し、本当に美味い野菜をつくることについに成功。
一方農業生産法人アグリコジャパンの部長で村中で美人と評判の
上田理保子は近代農業で大沼村を再生させようとアグリパークなる計画を立てていた。
経営効率の悪い有機農業を理解できなかった理保子は春菜と和也の作った野菜の味に感動する。
近代農業と古き良き農業、共存共栄への道が拓かれていく裏では、
理保子の上司氷川がとんでもない陰謀を画策していた。
・謝るより先に、言い訳をするのが賢き社会人という環境 P124