『か「」く「」し「」ご「」と「』住野よる01(新潮社2017/3/20)
きっと誰もが持っている自分だけの「かくしごと」。
みんなには隠している、ちょっとだけ特別な力。
別に何の役にも立たないけれど、そのせいで最近、君のことが気になって仕方ないんだ。
クラスメイト5人の「かくしごと」が照らし出す、お互いへのもどかしい想いを綴った青春物語。
・機嫌の悪い女子に近づいていいことなんて何もない P33
・心の動きは正直だ。嘘なんかつけない P71
・緊張を味方につけたら、あとはこっちのもんだ P88
・真っ直ぐな想いってのは応援したくなるんだ P103
・好きなことを好きって言うと笑顔になれる P103
・冷静さを長所だと言う人間もいるだろう。
だが、違う。ただ、冷たい人間というだけだ P107
・キャラ故に許される行動というものがある P117
・やって後悔することなんてこの世にほとんどない P124
・頑張らなきゃ、なんて心の中で唱え続けたのは、きっと、もう疲れていたのだろう(略)
人のせいにする。本当は全部、自分が悪いのに P133
・人を傷つけ、気にしないでいられる人間なんているのだろうか P136
・ごめんではなくて、こういう時はありがとうと伝えるべきだ P142
・友達だと思ってる相手から過度に気を遣われることは、馬鹿にされることなんかよりずっとつらかった P163
・行動を起こさないといけない。なにもできずに後悔なんて一番駄目だ P170
・本当はなんでもないようなことなのに、お互いになにか勘違いしてるのかも。
ボタンの掛け違いって奴かな P179
・伝えたい事がたくさんありすぎて、上手く言葉にできなかった P203
・仲がいいことと、恋愛は違う。
友達として好きだってことと、異性として好きだってことは違う P213
・いじわるっていう楽しさが分かってきた P222