悲しい

TNR 現場より　21日連れ帰った子猫達

一班　4匹

シャム君　ふわふわ君　きじ君には　ありがたい事に　里親様が現れて下さいました




あと一匹　こちびちゃん

現場からは　子猫を連れ帰る事などしない

そう決めて現場入りしましたが　最初に目にした　こちびちゃんの状態を見て

ダメだ　連れかえらなければ　生きのこれないだろうと思い

状態の良くない子猫を捕獲しました


こちびちゃんは　その時から酷い下痢の垂れ流し状態で　両目とも塞がり
体も一番小さくて
なかり深刻　心配な状態で

連れ帰り　何度も病院に行ったり
違う病院に行ってみたりしましたが
下痢は治まる事はありませんでした


育ってくれるんだろうか？

ずっと思っていましたが　こちびちゃんは　そんな状態でも
自らご飯を食べてくれて

頑張ってるんだな　生きたいんだな

どうか　育ってくれますように　見守ってきました


しかし　4日　午前4時18分　そらママに見守られ　虹の橋に旅立って行ってしまいました


体中　蚤だらけで　お尻は腫れ上がり
それでも　生きたいと頑張っていた
こちびちゃん

こちびちゃんは　何のために生まれてきたのでしょう？


亡くなる2日前　現場で家人に　こちびちゃんの状態を話した時


あの子は　ここにいる時から　ずっと下痢でした

まだ生きているんですか？と言われました


知っていて　放置されていた


気付いた時に　病院に連れて行ってくれていたなら


私達が　もっと早く現場に行っていたなら


こちびちゃんは　人間に殺されてしまったのだと思います


どんなに悔しかったか


亡くなる前　そらママが話しかけると
何か言って　そのまま旅立ったそうですが


こちびちゃんは　何と言ったのでしょうか？



こちびちゃんを　助ける事が出来なかった　自分達が悲しい


まだ生きていたんですか
平気で言える人間が　悲しい



こちびちゃんは　何のために生まれてきたのでしょう


こちびちゃんは　最後に何を言ったのでしょう



僕のような子を増やさないで

僕のような子をつくらないで


こちびちゃんがいたから　みんなを連れ帰る決心をした


こちびちゃんのような　人間の犠牲になる子がでないように


こちびちゃんが頑張って生きてくれたように
私達も精一杯を尽くそう


そして　やり遂げる事ができたなら
言いたい事を言おう


そう　思っています

こちびちゃん　助けらるなくて

ごめんなさい


生まれてきてくれて　ありがとう　


ママーズ&ネェーネ


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