今日は、高野山に行きました。
金剛峯寺の拝観料は500円で、お茶菓子付きで、住職の説法を聴くことが出来ます。
今日の説法のテーマは、
人を信じること。
でした。
どんな内容だったか?
嫁と嫁の母と一緒に海に行ったとしましょう。2人同時に溺れたら、どちらを先に助けますか?
という問いかけをされました。
何人かに聞いて回られましたが、みなさん「嫁」と回答しました。私もそう。
しかし、住職の回答は、
「どちらか助けやすい方を先に助ける」
でした。
なるほど、そりゃそうかも。
続けて、住職は言う。
「このように、人は知らぬ間に自分の中にランク付けを作り、それによって左右されている」と。
子供は純真無垢なので、素直に思ったことを口にする。
大人はランク付けに左右されたりするから、「この人にこんなこと言ったら失礼かな?」とか考えてしまう。
これは、お互いに信じる心が薄れているからなのだと。
じゃ、どうやったら互いに信じられるのか?
まずは挨拶。
その時に、
単純に儀式的に「おはよー」だけ言ってサッと済ますのではなく、
相手の顔をみて、ゆっくり挨拶する。
相手の顔色が悪ければ「大丈夫?」と自然に声をかける。これが素直な気持ちのはず。
日々、こうしたことの繰り返し。
…なるほど。
私にも身に覚えがあるぞ。
さっと、挨拶済ませちゃうんだ。
悪気はない。
で、相手に対する信頼感が薄く、この人に任せて大丈夫?と不安だらけ。
今、私はリーダーの立場にある。
正直、色々と不安もある(´・_・`)
でも、気が合う、合わないに関わらずまとめなきゃいけない。
必要なものは、カリスマか指導力だと思っていたが、私が部下を信じて指示をし、話を聞かなきゃいけないんだな。
さすが、お坊さんの説法は、理解しやすく心に響く。
すぐには変われないだろうけど、
今日から私も実践してみよう^ ^