自宅にもどり 自転車のチェック 最終日二日間が雨にあたったので少しチェーンにサビが出かけている
その周辺も ハネがあがりドロなど汚れが沢山ある 前後のキャンピングキャリアは年代物 既に40年くらいは経過してる
表面の傷やベルトなどで摩れる部分のメッキの薄れ 経年の細かいサビがチラチラあるので痛みやすい部分
チェーンの汚れを落としオイルで洗浄 ルブで注油 暫くして軽くふき取る
キャリアも軽く油分のあるウエスで磨き その他のパーツ類も汚れを落とす
そこそこ綺麗になれば後日時間のあるときにバラしてオーバーホールする
自転車自体のトラブルは無かった フル装備での走行で気になるのはホイール特にリア
14番のプレーンスポークで組んでるが出来ればこの重量でなら13番くらいがいいと思う
体重が72キロ (帰宅時は70キロ)が乗っかり舗装の悪い部分の多い北海道の道を走る
路肩なんて深さ10cm位の穴ボコなんてあちこちにある 風景を見ながら走ってるとガツンといってしまうことも数回あった
なんども補修しているようだがそれがまた路面の荒さになる
綺麗に前面補修している所もあるが車道部分のみで路肩は無修正なので高さがだいぶ違ってたり 上塗りしたアスファルトの路肩部分の処理がへたくそなのか アスファルトを塗りっぱなしで終わったのかソフトクリームが溶けて流れたようになっていて とりあえず白線書いて終わった手抜き作業的になってるともかなり多い これもガツンとショックを受けるしハンドル取られたり危険
こんなところはどこでもあるんだろうけど とにかく多数あるので注意が必要
たまにダートだって普通にある
今回も避けていたもののいやおなしに3キロくらいはダート まあ3キロですけど 昔はダートの峠越えに価値を感じていた頃も合ったけど 地元にそんな道が無くなってしまいアスファルトに慣れきった今はダートは辛く感じるし フル装備ではタイヤ心配だしなおさらだ
次のためにどうするかは考えるとします
気になる荷物の重さはどんなもんかと測ってみた
サイドバック4つ フロントバック リヤに置いたクラーバック ボトル2つ満タン状態で約32キロ
帆布製のバックだからそれだけでも重さはかさむのもある だけどこのあたりは自転車が持つイメージを大事にしてて軽いナイロン製とかには替える気がしない
自転車はキャリアやゲージ ライト ポンプ 荷台の台座箱は付けたままで約17.8キロ
総合計約50キロ ほぼ想定どおり 今回は北海道第1篇の時より若干荷物の重さが増えてる多分3キロほど
荷物に関してはもう少し軽くすることは出来るかな使わなかったものも幾つかある けど自転車で走る以外の楽しみ方も大事にしようかと思い増えたこともあるこのあたりは感性の違いで減るな
特に工具類が重い ショップをしている者がトラブルに対応できないのはいかがなもんかと思うので 前回より結構増えた ここらの重量はあっというまに嵩む このあたりはもう少し考える余地アリだな
パンク修理のやり方さえ知らないもちろん道具なしで旅してるものもいる 日帰りならまだしも数ヶ月も走ってるって 私の感覚ではありえない
とにかくもう少し荷物の重さを減らすようにしないとな
熊について
今年は結構ウロウロしてます 本土で情報はほとんど流れなくても北海道のニュースでは毎日聞いてます 国道にも普通に散歩しててるようです 熊出没のためキャンプ注意ではなく 中止になってるとこが沢山あります
海沿いの道でも反対側は山や原野 ウロウロでてきてます いて当たり前くらいの感覚が必要 車やバイクなら回避できても自転車は無理 とにかく40キロ越えで長時間走れる熊 いくらロードでも勝てません しかもアップダウンの連発する地形が多いのでそこで追いかけられるとなんて思うとゾッとします
今回の道南のツーリングでは日本海側の道がそれになります 大きな町が無く 町と町の間隔が遠い 車が少ない
地元の人によると・・・
車で走ってると 国道まででてきて座り込み 暫くにらめっこになった 反対車線が空いてたので避けて走ったとか 車だからなんとかなる行動で 自転車は剥き身で人力 この場合どうすればいいのか・・・
先日まで普通に自転車で走ってたところに熊がよく出るようになり通行不可になったとか これも住宅地のすぐ近くだし 国道越えて海で戯れてたとか 良く聞きました
特に午後3時辺りから動きが活発になるとか 山中の国道の場合 既に車慣れしてるのでビビッたりしないで道に出てくるようです 私も前回の北海道では午後3時あたりで日高の山越えをしましたが 車通り少なく かなりビビッてました
山中の町でのキャンプでは特に注意怠らないように 食べ物の臭いは最悪です 食べ終わった容器を捨てる場合も洗い 臭いがしないように袋に入れ込む処理が必要です 念には念をです
最近の熊さんは人にも慣れていて 音楽やら鈴やら笛やら音なんて何も思わないヤツが多いので意味が無いよと あちこちで言われました これにはショックでした でもとりあえずこのあたりの対策はしないよりマシくらいで考えましょ
あと注意するのはトンネルかな
とにかく長いのが多い3キロ4キロくらいのもある 2キロ近いのはゴロゴロ 新しいトンネルは 右か左に2m越えるような歩道が作られてて安心して走れますが 広い歩道が反対側に有る場合 めんどくさがらずに反対側の歩道上を走ってください
古いトンネルは80cm位の幅で30cm位の高さ 自転車では走れません
路肩を走ることになりますがサイドバックの場合 高い歩道に荷物が接触しても車道に振れます しかも大型トラックでもそれほど避けもしないで凄いスピードで1mあるかないかの幅で横を走り抜いていきます 泣きそうです
とにかく自転車いるよアピールは忘れずに できるなら大げさにしときましょ
長時間トンネルを走るときはライト見てると目がおかしくなって見えなくなります 私も今回そうなってしまいガンガン横を通る中 停車させて10分ほど回復を待ちました
とにかく荷物が張り出してるので引っ掛けられたら終わりです とりあえず車の来ない瞬間に入り スピードアップで早めに抜けるを繰り返してました
そうそう食料のこと
町の間隔が広いときには一食分くらいは食べ物を用意しておいたほうがいいです 腹へって力が出なくなっても店まで1時間ほどかかりそう何てとこもザラにあるし 何も無いとこでトラぶって時間がかかったりして腹が減るとイライラが止まらなくなりますし
このくらいでしょうか 危険に注意してれば北海道を走ってる満足感は倍増します 感じたことのない開放感やスケールのでかさ
しかもその風景に透明感を感じます
私としては時間が許されるなら 先を急がずしっかり記憶に残す旅ができればサイコーだと思います
移動範囲が狭くてもしっかり染みこませた旅をお勧めします
北海道一周完結まであと少し残ってます また時間を作って走ります
ではではまたそうのうち・・・
☆