昔誰かに言われた
あなたはサバイバー強い人って
言葉ではね
中身は全然そんなことない
サバイバー それのどこが励みになると言うのか
ただの重りでしかない
カーテン越しに空を見て
なんてきれいなんでしょうと言うのとかわらない
年月は過ぎて
過ぎて逝く様はわかるけど
私はそこにいない
まだ追い付けない
自分の現実と向き合えば落胆しかない
それを乗り越えるのはいつと言えないのが悲しい
サバイバー その言葉になんの意味があると言うの
生き残りには
生き残りの哀しみがある
それは消えることなく
現実と闘う
無理をしてでも這い上がりたかった
現実を見ずに夢を求めたかった
ただ
ただ なんだろうね
なんだろうね 言えないね
言えば傷つく
名もない花になりたい