入院6日目。
今日から治療が始まった。
放射線療法。全頸部照射(首・鎖骨周囲のリンパ節を全て含める)
なかなかマスクや機械(リニアック)を写真に収める事ができないが
治療中も固定用のマスク(専用に型取りした)をつけて目を瞑って
いるので何をされているのか全く分からないのだが
機会が回転している様子だけは気配でうかがい知る事ができる。
一回の線量は2.0Gyで25回照射を行うので総量は50Gyとなる。
一般的な固形がんへの線量が通常50Gyで、白血病の場合は
20~40Gyで腫瘍制御が十分可能とされるので一般的に
行なわれている放射線治療の線量の様だ。
肺がんなどはもう少し線量が高いようだが、分割照射の場合は
一回量は1.8~2.0Gyなので通常なのだろう。
副作用は早期反応と晩期反応があり、新陳代謝の激しい粘膜は
炎症が起こったり耳下腺の炎症が起こったり(早期反応)
治療後1~6ヶ月後に放射線肺炎を起こすこともあるらしい。
あえて先入観を無くして治療を受けたかったのと今まで持っていた
予備知識から放射線療法の悪いイメージしかなかったので
避けてきたのだが、今回ばかりは治療を受けない訳にはいかない
ので治療を受けながらの勉強をしていきたいと思う。
一日目の今日は治療後の自覚症状もなく穏やかである。
若干口が渇く感じがするが、唾液の分泌もすくなくなるから
前兆かもしれない。
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