~チャリに芝居さ人生ゆるよろと~

2014年夏の北海道一周チャリ旅を機に始めたブログ。目標の自転車細切れ日本一周や訳詞、芝居などを記事にします。

最後の宿は奮発、快適ではあるが・・・ 10/2 (K19)

2022-10-03 02:24:10 | 自転車、芝居、平和
前日の民宿は唐津、唐津と言えば、そう、件の「韓日トンネル」試掘口があるところ。民宿の女将さん曰く、近くにあるんだけど場所は知らない。
以前は韓国系の客も多く、必要に迫られ、客には内緒で韓国語を勉強した。客同士の会話も少し聞き取れるようになると、とんでもないことを話している。曰く、日本を取り込むのもあと少し、政治家なんて簡単、だけどアベさんはなかなかに困難、等々。女将さんは否定したけど、これって正に統一協会が言いそうなこと。嫌気がさして今は韓国系の宿泊は断っている。
その他にも夫が転勤族で日本各地に暮らしたこと、民宿始めた経緯など、いろいろと話した。小生のことも同様。ソロチャリ旅なので、こうした何気ない交流が楽しいもの。同宿者との会話も同様。
明日には門司に戻りフェリーに乗るので今日が最後の宿、若干奮発して芦屋町の国民宿舎を予約した。


窓からは綺麗な夕日が、部屋も風呂も広くて良いが、食堂もソーシャルディスタンスで完全孤食。民宿が懐かしい。
今日の走りは快調だった。国道二本のバイパス中心で、思った通り距離が伸びた。途中、小型トラックから、「ここは車だけだよ」と注意されビビったが、脇に寄せて調べると、そんなこともなく安堵した。
門司まで40キロ、明日は土産でも物色しながらゆっくり走ろう。

唐津〜芦屋 93.5/1,276㎞
では、ごきげんよう。

シーズンオフのキャンプ場 9/16(K03)

2022-09-18 20:07:39 | 自転車、芝居、平和
今日は国東半島の海側を舐める。豊後高田から別府へ行くには山越えの方が圧倒的に近い、けど、海を廻りたい。何せ国東半島をショートカットしたら九州一周に傷がつく。
結構キツイ。特に国見までのアップダウンが二日目の尻と膝を苛める。案の定初日に右膝に痛みが走ったので、卓球で痛めたときに使ったサポーターで固定し、ボルタレンも飲んで踏み込みを弱く、その分、引き上げに力入れて気張った。成功した。
そう。最初の3〜4日が一番キツイ。それでトレーニングできて、そのあと甦るのだ。
国見を過ぎると、坂は緩くなったのだが、あわよくばと夢想した別府には届かず、糸ケ浜海浜公園のキャンプ場のバンガローにたどり着いた。87㎞。シーズン終わり、客は少ない。バンガロー利用は自分と学生グループのみ。自炊道具は持参しなかったので、夕食は近場のホテルを想定していたが、唯一の海岸食堂が営業していて助かった。
その食堂は大分の新聞社系のタウン情報誌の元編集長(曰く後期高齢者)が7年前に始めたもの。金儲けを考えず、店番しながら1日一冊の文庫本読めるのがいいんだと達観。早目のハンバーグ夕食を頂いていると、犬を連れた前期高齢者(?)の元部下の女性が立ち寄り、しばし三人で雑談。
旅先でのこういうのが何とも楽しいひととき。

台風前夜にバンガローも危なげだったが、海が荒れることもなく、しかし、若者グループの夜中の大騒ぎには思わずカツも入れて朝を迎えた。
キャンパーの風上にも置けん。
では、ごきげんよう。


平和は行動しないと維持できないもの(042)

2015-08-04 00:33:26 | 自転車、芝居、平和
時系列に写真中心に紹介します。
何かある度にアップすればいいんだけど、後で記事を書こうなんて思ってると旬じゃなくなって書けなくなる。


7/14の戦争法案反対の総がかり行動「日比谷野音集会」。
衆議院は強行採決で通っちゃったけど、まだまだ勝ち目はある。
参議院で可決させない、衆議院に差し戻されても議決前に安倍政権を打倒して成立を阻止すること。
民意は圧倒的に今国会での成立を望んでいません。


学生時代に一緒にバンドやってた先輩が以来ずっとミュージシャンで活躍してる。
売れなくてもバイトしながら音楽生活を継続していることに敬意を表したい。
で、久々に訪れたライブ会場。
大きい病気をしたけれど、肩ひじ張らずに歌ってるところが良い。
さばいばる伊藤って言うのも先輩らしい。
07/18@板橋Tokyo World


07/20はピースサイクル神奈川の年中行事の平和メッセージを静岡にバトンする走行会初日。
当日は川崎市平和館を出発してノースドック、横須賀、池子、高座渋谷までの走行。
僕は翌日の稽古に備えて池子までで隊列離れた。
今年の旗のコピーは僕のアイデアだよ。
「捨てちゃいけない! 戦争しない我らのプライド」
気に入ってくれるかな。
高齢化で走る人減っていて常時募集中。
半日でも一時間でも大歓迎です。


07/31に金曜官邸デモに行ったけど、地下鉄降りたらSEALDsの若者と学者のジョイントデモに出会ってそちらに参加。砂防会館での集会後に都心をデモ行進して、夜の官邸前に合流参加の途中。
大学生中心の若者が本気で戦争法を止めようと動き始めている。
正に他人事ではない、差し迫った行動。
オジサンも君たちを戦場に送らないぞ。
こんな世の中しか若者に準備できなかった我らの責任を感じながら一緒にコールした。
ネットでは「就活に響くぞ」との脅しがあるそうで、何とも厭らしい。
これも戦争法推進側の焦りを反映したものか。
会場では大学生に勇気をもらった高校生たちも8月に渋谷をデモするとの表明有り。
老若男女の連帯で悪法を葬ろう。

戦争法の先がけの秘密法粉砕ミュージカルもいよいよ稽古が佳境に入りつつある。
8/21,22の湘南台市民シアターを老若男女で一杯にしましょう。学生は何と2000円。

では、ごきげんよう。







The Secret Garden~嘘の中にある真実~ へのお誘い(040)

2015-07-07 23:59:04 | 自転車、芝居、平和
去年の今日は北海道一周チャリ旅の出発日でした。
で、またまた芝居のご案内です。
5月の川崎市民劇ではカツラを着けて東海林太郎に扮し、「赤城の子守唄」を歌って、何とお客様から拍手まで頂戴してしまいました。それに気を良くしてというわけではありませんが、今回ご案内するのはミュージカルです。まさかとお思いでしょうが、若者と一緒に歌って踊っちゃいます。ソロがないのが寂しいけど、まずは実績作って次回のお楽しみ。



テーマは、9月まで強硬延長された国会で審議中の「安保法制」関連法(「戦争法案」)の前段階として2013年12月に成立してしまった、「特定秘密保護法」です。原発を舞台に起こった秘密法違反事件の裁判の進行を歌と踊りと芝居で描きます。『何が秘密?―それは秘密』ってオッカナイ。
近頃は何やら戦前の趣き。自民党が国会に呼んだ学者までもが「戦争法案」が憲法違反であると断ずる中で与党はがむしゃらに成立を目指していますが、6/20の共同通信の世論調査では今国会での成立に63%が反対、賛成は26%。でも、与党が多数だから放っておいたら成立しちゃう。戦争行くのは議員じゃなくて、私の周りなら子供や孫、若い友人。そんなの無理、絶対に行かせたくない。これ、もはや他人事ではなくなっています。
このミュージカルは、「戦争法案」と軌を同じくした秘密法がいかに危険なものであるかを多くの方々に伝え、廃棄を目指す一環として上演されます。中心になるのは劇団「ミュージカルギルドq」。昨年10月の東京公演は大きな反響を呼びました。
今回は「ピースサイクル神奈川」の先輩が中心になって、「秘密法ミュージカルを神奈川に呼ぶ会」を立ち上げ、私も実行委員になって準備を進めています。秘密法や戦争法に反対する多方面の方々からの応援と期待をバネに楽しく成功させたいと思います。

つきましては、出番の少ない、編集長役等のさぶさんは横に置き、主題に興味を持っていただいて是非ともご覧いただきたくご案内申し上げる次第です。8月21日(金)19時と22日(土)14時の2公演、場所は湘南台文化センター(横浜から30分、新宿から1時間、意外に近い)です。日にち指定はございません。どちらにお越し下さっても構いません。ご観劇を決めたら、さあ、僕に直接お申し込み下さい。チケットは受付取置き、当日精算等でご用意いたします。一般3,800円、大学生以下2,000円です。
携帯メール okano3roo@ezweb.ne.jp PCメール  okano3ro@seaple.icc.ne.jp
携帯電話  080-6601-5032 

では、ごきげんよう。



今年も折り返し、近況あれこれ(039)

2015-07-01 21:52:35 | 自転車、芝居、平和
いやあ、お久しぶりです。前回の記事から3週間。
約束破って週一更新はあえなく頓挫。
それでもやっぱり続けましょう。

前回更新から芝居を4本観ました。


平田オリザの青年団は、再演の「冒険王」と「新冒険王」。
前者は16歳の時の世界一周自転車旅で訪れたイスタンブールの安宿での日本人旅行者部屋の日常を、後者は同じイスタンブールの2002年、日本人と韓国人の同居部屋の日常を、流れる他愛のない会話を組立て、時代を生きる人々の生き方や問題意識、社会状況を織り込んだ秀作。後者は更に逐一進展する日韓ワールドカップ、韓国/イタリア戦の戦況と同じ時間軸で、日韓の似て非なる人間模様を描いた興味深い物語でした。日本語、韓国語、英語が飛び交う、観てる側の頭の回転を試されるような楽しい芝居でした。
平田オリザは、「静かな演劇」というジャンルの先駆者と言われてるけど、何が「静か」なのかよく分らなかった。確かに決して劇的に叫ぶようなことはなかったけど、台詞はよく聞こえ、メリハリもあって、静かで飽きちゃうなんてことはありませんでした。

次に観たのはニール・サイモンの「おかしな二人」の女性版。出演の芝居仲間に誘われた。
翻訳劇の日本語にはある種独特の「洋もの」感があるけど、スペイン人に扮した男性二人の演技は、それを超越した楽しさに溢れていて小気味よかった。キャラを立てることの重要性を教えられました。

最後は僕が昨年芝居デビューした、「45歳からのアクターズスタジオ」の7期生の卒業公演。
今回は人数が少なかったけど、後半のどんでん返しに溢れた台本は相変わらず冴え、役者が躍動していて見応えがあった。松本陽一作・演出の「異議あり!?」でした。

他のイベントとしては、戦争法案反対国会前集会、ブラック企業・バイトについての首都圏青年ユニオン、神部委員長の講演、中学教科書学習会、シニア劇団「かんじゅく座」主宰の鯨エマさんの戦争を考えるミニ集会などに出向きました。



6月24日の戦争法案反対集会には3万人が国会を包囲し、明らかに憲法違反の法案廃棄をアピールした。
政権は今なぜ戦争法の成立を急ぐのか。国民や国会を軽視して、訪米して先に戦争法成立を約束してしまう米国従属の政権の姿勢を断じて認めるわけには行きません。



ポスターの向こうに見える国会で法案成立を企んでいる与党の面々は、決して戦争に行くことはなく、行かされるのはまずは自衛隊員。足りなくなれば、ブラック企業やブラックバイトで働く若者がリクルートのターゲットになるのでしょう。多くの若者の働く環境は一時代前から見ると凄まじく劣悪化しており、そこからの脱却のために軍隊に向かう若者を敢えて養成しているかのようです。

上記神部委員長の話す事例はいずれもこの世のこととは思えないような厳しいものでした。特に、外食産業やコンビニの事例が多く、安く便利なことを単純に喜んではいけないことを示しています。百円ショップなどの低価格の仕組みも同様の労働力の搾取が支えているのでしょう。ついつい走りがちの、「安ければよい」の風潮を考え直さないといけません。

明日は、8月に出演が決まった芝居の初顔合わせがある。
本読み開始で公演まで没入することになりそう。
詳細は次回に改めましょう。

では、ごきげんよう。