~チャリに芝居さ人生ゆるよろと~

2014年夏の北海道一周チャリ旅を機に始めたブログ。目標の自転車細切れ日本一周や訳詞、芝居などを記事にします。

ブログ継続決心。そしてあれこれと(029)

2014-08-24 11:50:25 | 自転車、芝居、平和
8月24日
ご無沙汰です。
長考の末、ブログを継続することにしました。
でも、毎日は無理なので週1回程度のペースで更新します。
今後とも覗いて下さると嬉しいです。
芝居や平和のことも書いてゆきたいと思います。

さて、北海道から横浜に戻って早半月経った。
何だかチャリ旅が既に遠~い過去の出来事のような気がするんだな。
帰宅直後に家のオムロンの体スキャンに大きな期待をもって乗った。体重は1キロしか落ちなかったけど(燃料補給バッチリしてたからね)、体脂肪が17%台(これでも3.0程落ちた)内臓脂肪も良い具合。
が、一週間経ったら全て元に戻ったって言うか、体重は久々に70の大台に。こんな筈じゃなかったんだけど、それと共に気分が北海道から遠のいたっていうわけ。まあ、帰宅した週末には一族郎党で西湖にキャンプ(年中行事、今年は大人9、子ども7)行って、BBQ大食いしたんだけど。それにしてもだ。

8.15敗戦記念日に茨城の東海村に行ってきた。
日本原子力発電の東海第二原発の再稼働中止を求めるピースサイクルの一日行動で、Bd-1ていう折畳自転車で輪行参加した。

「脱原発を目指す首長会議」の牽引役だった村上前村長が引退し、昨年9月に後継の山田修新村長になったんだけど、村上村政を是非とも引継ぎ明確に脱原発を村政に打ち出すよう役場に激励に行ったもの。さすがに村長は出て来ないけど、ご担当二人は村上村長時代に比べ歯切れが良くない。トップが決断しないと部下も困る。
日本原子力発電の第二原発にも行って、30年を超える老朽原発を再稼働しないよう要請行動をした。事故った時の事業者責任についてはのらりくらりと明言しない。福島第一原発事故の責任を東電も政府もメーカーも誰一人負わされない原発のシステムが人間をダメにしている。事故れば真っ先に被曝するのは原発労働者なのにね。

久しぶりなので書きたいことたくさんあるけど、もう一つだけ。

これ、何だか分かるかな。
そう、流しそうめん。しかも池袋の小劇場。
「45歳からのアクターズスタジオ」でお世話になった劇団6番シード(以後6C)の公演が昨日あって、これが終演後のイベント。我々が卒業公演やったホールです。客席からステージに竹を這わせてそうめん流した。発泡酒で乾杯して役者、スタッフ、客が入り乱れて美味しくいただいた。こんなのも楽しいね。
そうそう、演目の一つが我々が中間発表で演った、松本陽一さんの「幽霊アプリ」っていうコメディだったんで、プロがどう演じるのか楽しみに観劇したわけさ。上手いね、やっぱり。

これが役者で我らがイントラの6C小沢和之さん(右)と藤堂瞬さん(隣)。以後ご贔屓に。

では、ごきげんよう。








北海道よ、惜しみない愛を有難う(028)

2014-08-05 13:11:45 | 自転車、芝居、平和
8月5日
朝から雨が降ったり止んだり、夜中も相当降った。7時に宿を辞去して駅前のキクヤ食堂で鮭のハラス焼き定食で朝ご飯。

函館は函館本線と津軽海峡線の文字通りのターミナル。白鳥号の後方には線路がない。
木古内を過ぎたが、ここはチャリ旅初日に松前に向かう時通ったところだ。青函トンネルに入った。全長58km、通過に24分かかる。ここを抜ければ本州だ。
さよなら北海道。有難う北海道。この一月北海道にはずいぶんとお世話になった。第一に61歳の冒険心をしっかりと受けとめてくれた。大自然と美味なる食、人の優しさも惜しみなく与えてくれた。最後のぎっくり腰さえ最早笑いのネタにしよう。
一つ残念だったのは美味しい松尾ジンギスカンに出会えなかったことかな。次回の楽しみに残しておくとする。

猛暑の横浜に戻る。
そして、11月の京浜協同劇団の公演に向けて頑張る。「親の顔が見たい」という芝居で中学校の虐めを掘り下げるがそこに生徒は出てこない。僕もキャスティングされたそうでどんな役か楽しみだ。

チャリ旅と共にこのブログを閉じるか、芝居やまだ紹介していない活動のことで続けるか思案中です。

ひとまず、
では、ごきげんよう。



最終日なのにね(027)

2014-08-05 08:18:28 | 自転車、芝居、平和
8月4日
神の思し召しを受けた翌朝、期待していたが痛みは改善していない。まあ、そうだよな。これじゃ明日の輪行は無理だ。
で、荷物は無論チャリも送ることにした。サイクリング協会のタグを持参しなかったので送料は嵩むがケンチャナヨ。輪行袋に収め長島民宿の主が車を出してくれ佐川急便へ。しっかり梱包しないと受けられないと断られ、ホームセンターでビニールのブチプチシートにくるんで再挑戦。4200円で受付完了。これで手ぶらで帰れる。
夕方まで横になって部屋に引きこもり。最終日だぜ、悲しすぎるよね。

函館は市電が走ってる。これが箱館ハイカラ號。台車は100年前のものなんだって。

これが最新号。
てなわけで夕方市電で駅前に出て最後の晩餐することにした。歩行はソロリそろりだ。
大関横丁の小さなおばんざいの店で、ママにもお客さんにも北海道一周を祝されながら良い気持ちで旅を終えた。
明日は妻が待つ我が家だ。懐かしいね。

では、ごきげんよう。



完走の感想、いかんぞう(026)

2014-08-04 06:00:00 | 自転車、芝居、平和
8月3日
やりました。函館到着。
全走行距離 2467km
所要日数 27日
一日の平均走行距離 91.4km
走行時間 137時間
平均速度 18km/h
達成気分指数 120%です。

出発時と逆方向から駅に近づいた時は正に凱旋気分でした。
宿やコンビニ(特にセイコーマート)の皆さん、道中楽しませて下さった方々、励まして下さったブログ読者各位、家族(とりわけ妻)に心から感謝いたします。って、まるで金メダルとった選手みたいな言い方だね。
それに、駅に着いて切符買ってたら李さんとSamさんにまで遭遇した。こちらは共に戦ったアスリートって雰囲気。民宿の家族にはお帰りなさいって迎えられた。

人生の良き日ではあるんだけど、だけど、それは毎度のことながら突然訪れたんだ。
今朝テントのペグを抜こうと屈んだときだ。う、来た、これはいかんぞう。そのまま暫く横になる。ぎっくり腰だ。
幸いそれほど強い痛みじゃない。持参の痛み止めを飲み、腰痛ベルトを巻く。何たってここで断念する訳にはいかないのよ。動作緩慢に用具を片付け撤収し、用心しながら慎重に走って函館駅に到着したというわけ。
それにしても何故に神様はこの期に及んでこのような試練を与えたもうのか。それとも今までの無事をこそ感謝すべきなのか。ハムレットの心境(ちょっと違うかな)。
あ~あ、チャリ担いで帰れるのかな。

途中のシャッターチャンス。

観光用の蒸気機関車。今シーズン最後の運転だそうでマニアのカメラの列が続いた。スマホにしちゃ良いのが撮れたでしょ?

てなわけで予定通り帰途に着けるかどうかはお腰様次第だけど、まあ、自分らしい結末かな、とも思う。

では、ごきげんよう。



終着直前の贅沢な一日(025)

2014-08-03 05:48:10 | 自転車、芝居、平和
8月2日
シャマンの宿の主体のNPO法人ぼちぼち村の話を聞いて8時前にアウト。決して急がず地道な活動が地域に根付いてきたのがこの数年。宿の玄関前に椅子が置いてあり仲間の溜まり場になっている。皆さん良い顔してるんだな。

これがマスター。

今日は東大沼野営場までの85キロと短いので気分は楽チン。韓国の李さんはとっくに出発。途中で茨城の湊さんに追いつき一緒に食事したり、ソフトクリーム食べたりして15時過ぎにはキャンプ場到着。海も良いけど湖も穏やかでいいな。
テント設営してたら、ペンションにまだ入れず大沼一周の湊さんがやって来て写真撮って下さる。李さんは朝早く出たからもう函館かな。温泉入ってビール飲み、近くの店で軽食食べて湖眺めてた。土曜日でキャンパーが多いけど、静かで湖畔まで草地の良いキャンプ場だ。無料だしトイレもきれいだ。

「岡野さん!」
李さんだ。再会の握手して湖眺めて他愛ない話しをした。3年後定年退職したら僕のように長期のツーリングしたいって。ビール飲みたかったけど売店が終了。
外国人が一人でチャリ旅するのは大変だと思う。食堂や温泉などのキャンプ場の周辺情報が欠落しがち。だから李さんも3時に着いたのに風呂もシャワーも浴びてない。快適とは言えないな。

さて、明朝はキャンプ場でゆっくりしよう。朝慌ただしくないのは久し振りだ。

では、ごきげんよう。