~チャリに芝居さ人生ゆるよろと~

2014年夏の北海道一周チャリ旅を機に始めたブログ。目標の自転車細切れ日本一周や訳詞、芝居などを記事にします。

偶然同じ宿、を知らず(021)

2014-07-31 06:00:00 | 自転車、芝居、平和
7月30日
昨日泊まった民宿に何と香港のMr. Samも泊まってたことが朝になって判明した。彼は6時に出ちゃったから会えなかったけど偶然って不思議なことをする。女将に聞いて驚いた。詳しくは女将のブログを見てみて。
http://blogs.yahoo.co.jp/ekimaeminsyuku_samaki

今北海道は昆布漁の真っ最中でどこ走ってても天日に干す家族総出の作業に出くわす。

見事な昆布でしょう。香りが一面に漂い豊かな気分になる。作業は即腰に来そうで大変そう。雨に濡らしたら全滅だそうで、降りそうになると総出で取りこみ小屋で火を使って乾かす。

こっちはヤマメ、北海道ではヤマベと言う。昼飯に食堂に入ったら78歳の先輩が二時間で50匹釣ったと言って見せてくれた。綺麗な魚だ。
熊も住む山に入って釣るそうで、モッコリした糞があったら要注意。数日前に通った形跡なんだと。材木の仕事をしていた人で生涯二回熊と5メートルで対峙した恐ろしい体験がある。その時は足がすくんで何もできず、ただ目を合わせ、まばたきした瞬間に音もなく立ち去ったんだそうな。大きくても俊敏だ。

今日は140キロの苫小牧には届かず、100キロの日高市に投宿。Mr.Sam はおそらく苫小牧でしょう。10歳の差かな。
函館まで300キロを切り大詰めです。

では、ごきげんよう。



5×400=2000(020)

2014-07-30 06:00:00 | 自転車、芝居、平和
まさかのトンネルです。

約5キロ、これは長い。北海道で一番長いんだって。トンネルって恐いんだよね。広めの歩道が付いてればそこを通るんだけどこのトンネルにはない。これ迄は3キロっていうのが1本あったかな。あとは長くても2キロ程度。
後ろから轟音の車に煽られると堪らない。例えそれが軽自動車でも音の大きさは殆ど変わらない。軽が通りすぎると、何だ軽のくせして、なんて思う。
コツもある。恐がってあまり左に寄らない方が良い。そうすると左も右も気になる。少し右に出て車に自分の存在をアピールしてかわしてもらうのが良い。
最も恐いのは対向車もやって来て後ろの車が迫ってきたときだ。覚悟を決める必要がある。
それが5キロ続く。もう笑うしかない。記念写真撮って恐怖を誤魔化した。
結果はOKだ。抜かれた車は5台だけ、やれやれ。

もう一つ記念写真。
走行距離が今日2000キロを超えた。今日の宿は襟裳岬を越えた様似駅近くの民宿。様似は日高本線の終着駅で、この先沿岸部は帯広近くの浦幌まで暫く鉄道がない。
1000キロ記念は報告しそびれたので今日は忘れない。
夕食は外食で刺盛りと生姜焼き定食。店主が2000キロ記念に麻婆豆腐とウィスキーをプレゼントしてくれ完食。良い燃料補給となった。

明日は苫小牧に近付く。
では、ごきげんよう。




香港チャリダーSam(020)

2014-07-29 07:00:00 | 自転車、芝居、平和

朝逆風の中走り始めて間もなく先を行くチャリダーに追いつき声をかけたら、日本語分からん、香港から来て北海道廻ってるんだって。相棒はGiantのJourney(スペル違う?)。前後にサイドバック着けて総量20キロは優に越えている。Samは中学校の教師でこれまで外国は台湾、中国、そして日本に。香港人にとって中国は外国なんだ。今日の行き先聞いたらヨード泉の晩成温泉キャンプ場。僕はその直前の宿を予定していた。
互いの健闘を約して別れた。

これまで逆方向に向かうチャリダーには何人も会ったけど、同方向は始めてだ。晩成温泉を調べたら宿泊施設もあるので、折角なので彼との再会を念頭に足を伸ばすことにした。
釧路出発時は向かい風が強く難儀だったが、いつの間にか風もなくなり走りは順調。116キロ走って16時前に宿に到着。
鉄筋コンクリートの二階の14畳和室に一人。温泉料金含めて3000円は安い。

5時半過ぎにキャンプサイトにテント設営の彼を発見。

晩飯を一緒に食べながらお喋りした。
僕のGiosがスポークが折れたことを披露したら、彼のタフな筈のGiantはもっと大変な故障を経験していた。ディレーラーやスポークのトラブルで、網走近くの宿の主が北見の自転車屋まで車で運んでくれたそうだ。50キロはある。修理代18500円。交換部品を列記した明細書は旅の記念品になると大事にポーチに戻した。

明日は襟裳岬が近いがそこで一泊予定だ。彼は思案中。もう少し走りたそうだ。

では、ごきげんよう。



雨を避けつつ釧路到着(019)

2014-07-27 21:22:57 | インポート

7月27日
雨の予報で半分諦めていたが朝出発できた。しかもいつもより早い7時半に出発。朝の予報で雨は午後からに変更されていた。バンガローで朝飯を済ませ大急ぎで撤収。霧多布はご覧の霧だったが雨が降る前に40キロの厚岸(あっけし)目指した。
厚岸で確認すると雨雲はさして厚くない。思いきって更に50キロ先の釧路を目指すことにした。今日は雨のことあって国道を選択。すこぶる走りやすい。13時過ぎには10キロ手前の道の駅。ここで雨に見舞われ昼食。絶妙のタイミング。

自転車を見た食堂の子が、凄いすごいとこれまでにない歓声を挙げてくれたので一枚。カキフライが美味。

釧路でも観光はしない。
ただ走る、そのことが愉しい。

では、ごきげんよう。



霧多布は霧がたっぷり(018)

2014-07-26 18:45:05 | 自転車、芝居、平和
根室を出発したが夕刻から明日まで雨 の予報なので距離を稼がず霧多布岬の キャンプ場でバンガローを使う。これなら明日も待機することになっても安く済む。因みに1600円/泊。

霧多布へは海沿いルートを選択したが、これが結構な高低差の難ルート。コンビニもなく12時回り力が落ちたところに天の助け。民宿が土日だけ開く食堂に遭遇。ストレスゼロで育った自家製豚の豚丼が美味。力を盛り返した。

昆布の干場が並ぶ。
この辺り(浜中町)の昆布は天然物で羅臼に多い養殖物より味が良いのだとは民宿の主。

牛ものどかで良いけど馬も高貴で可愛い。水に映ってる姿も良いでしょう?

キャンプ場に着いて暫くすると雨。近くの温泉に浸かり、買い出した食材でバンガローで食事。地酒の「北の勝」は忘れないよ。まだ18時。ラジオを初めて点けてブログを更新。

では、ごきげんよう。