EA-6Aと同居していた、これも途中で放り出したA-6(E)A。せっかくなのでこれも作ってやった。(恩着せがましいね。)タミ/イタのA-6Eはロービジ指定のキット。特徴は主翼が折りたためる所なのだが、人によっては余計な事を、とお怒りかもしれない。尚、この折り畳み、キットの支え棒そのまま使うと角度変、棒が長すぎるかな。支えの長さで角度を出すのは至難の技なので、折り畳み部に真鍮角線(ぐるぐる回り難いので扱い易い。)を仕込んだ。
もう一点は、レドームの分割が実機と違う所で、スジボリは有るものの、レドームを整形すると消えてしまう事が有る。私は消してしまい、塗る時焦ったクチ。尚、胴体下のバディーポッドはフジミのKAから頂いた。ウイングタンクは入ってないので残り物の300GALタンク(多分ハセEA-6Bの残り物)を付けたが、位置決め、パイロンとの間隔等結構厄介だった。この辺はA-6ならではの落とし穴かもしれない。
さて、手持ちのデカールは「A」用ばかりなので、機首のTRAM,胴体上の大インテイクは付けない。主翼根元のアンテナフェアリングを削り落とし、前縁フェンスを延長すれば、「A」に見える。
懐かしいVA-115のデカールが有ったので貼っては見たが、昔のマイクロ有る有るでちょっと大きかった。貼ってから、やっぱりと気が付いたお間抜けだったので、胴体のNAVYは貼り直し、垂直尾翼のシェブロンは前側に黒デカールを貼って少し小さくした。フジミとどっちが、は微妙。小物部品の切れはフジミの勝ちかな。ただ、どっちも手間が掛かるキットなのは確かだ。ハセガワのE?、あれはちょっと古すぎると思う。でも、今手に入るのはあれしか無いのか。
尚、トランぺッターの今年の新製品に1/72のA-6各種とS-3が有るそうだ。さてどんな出来でお幾らになるのか、高みの見物を決め込むか。