Mk24がラストスピットだろうと言う意見も有るとは思うが、まー固いことは置いておいてと。木製2枚ぺラから始まり最後は6枚コントラペラになった、凄いなーという話の方が好きなのでこれがラストスピット、Mk47。
Mk46はとりあえず海軍仕様にしたMk22、ちゃんと翼を畳めるようにしたのが47と言うことらしい。その割りに機首の形などが随分違っているのにエアのキットはこれらのコンバーチブルとなっている。太っ腹に主翼は2種類入っているしで、気合十分なのだが47にするには少し力仕事がいる。機首のスパイトフルタイプダクトの形が似てないので直す方が良いし、翼を畳むにも伸ばすにも継ぎ目をどうするかは作る人の自由なので工夫しなければいけない。細かい所だが尾輪の前のワイアガードは作り直す気が無ければ付けない方がきれい。何しろ、あーここにゴム掛けて打ち出すんですねーと言われそうにゴツイ部品が入っている。楽したければMk46にした方が無難、これでも6枚ぺラのスピットは手に入る。
でも、最後の係累、しかも最後の実戦参加あたりにこだわるとこの位の苦労を嫌がってはいけません、気合で作りましょう。しかし、折りたたむと写真写りの良くないこと。風防が、国籍マークが見えない角度ばかりになるし、広角で寄るとパースつき過ぎで変な絵になるし、まったく。
朝鮮沖で11週間戦闘航海を行ったFAA第800スコードロンには26機のMk47が配備され、事故による損耗2機以外は無事帰国した。が、継続使用可能とされたのは3機、残りの多くは着艦時の後部胴体への損傷がひどかったとのこと。やはり、艦上機の運用は過酷だ。米海軍CVE群の価値が判るような気がする。
さて、次のスピットはいつ出来るのやら。シーファイアだけでもエアフィックスのMk3とMk17が有るし、まーぼちぼち行くか。あー、シーファイアの型番も途中までFAA独自の体系なのでごちゃごちゃしてます。面白いな。