たとえば模型道楽

ハリケーン MkIID

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ハセ48のハリブラザーズ、Mk I,IIのコンバーチブル故の詰めの甘さが有るし、布貼り剛体の表現がくどいなど、言えば色々だが出来てしまえば格好のよいハリが出来る。と言うか、なにはともあれ出来るのはえらいと思う。形の良いエアフィックスだが削る、小物作り直す、風防は磨くなど出来るまでにかけた方が良い手間たるや相当なのもの、でも見かけたら買ってしまうだろうな。

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ペガさん(HP:ペガサスの翼)ご指摘の通り、MkII系列にすると主翼付け根前側の形が気になる。機首が伸びた分主翼桁から伸びるエンジン架サポートロッドの角度が変わり根元が張り出してフェアリングが大きくなっている。勿論、ペガさんの指摘を読むまでは気が付かなかったわけで慌てて修正。平面形はロッドを付けてやれば容易に判るが胴体・翼とのブレンドは、多分実機も熟練の手作業、写真とにらめっこでパテ盛り削り大会でした。でも、迷彩のマスキングするとやっておいて良かったと思うはず。

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胴体のリブは後ろからの実機写真を見てしまうと悩んでしまうが、リブの峰を軽くペーパーでならしてやるだけで大分印象がよくなる。実機通りに修正するのは難関苦行間違い無しなので出来てしまえばメリハリに収まる範囲だと見切った方が健康的だと思う。

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MKIIDならではの40mm砲。砲身を丸くするのが大変難しい分割、真っ二つ縦割りなのは古いから仕方ないのだろうが、多分装填後のカバー付きとした形と相まって悩ましい部分だろう。仕方が無いので砲身はパイプの組み合わせで作り直したが丸くは出来てもテーパーは難しいのが泣き所。あと、外径だけ合わせても肉薄パイプだとフェイクになってしまうので二重にする等は定石。余談だが、昔に比べパイプ類の入手は難しくなった。

物持ちの良いソリッドカラーのミドルストーンと自前のダークアースで塗ったがちょっと派手な印象になってしまった。演出で羽布部分の艶を落として油絵の具で退色表現*を追加。結果、軽いすみ入れ風もになってとりあえずはよしよし。尚、油彩での上掛けは微妙に色を変えたい時に使えることもある。Me109でやったことあり、正直どきどきでやってみたが意外に結果が落ち着いていたので今回もやってみた。

*ttp://www.sembado.com/AK_inst_JP.html

機体が少しくたびれたので排気汚れをタミヤのウェザマスでやってみたがウームだなー。水で拭けば落ちるはずだったのに落ちないし、次の課題としよう。後、天蓋開けたかったけれど絞る気力もスペアのファルコンキャノピーも無かったのが残念だ。

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