今回、最初から作ったのはこれだけ。あれこれレストアしていたら積んで有る箱が目に留まったので、塗るの同じだしと始めたらあっと言う間にシャーマン戦車になってしまい、改めてタミヤに脱帽した。これでもか、と言う細密模型も有りだが週末にあっさり形になるもの有りだ。むしろ、息抜きの趣味はこっちの方が精神衛生上よいかもしれない。そうか、だから1/48シリーズが出来たのか。
ハッチを開けるとキャタピラから何から筒抜けで見えてしまうので、ここは素直に閉めるかクルーで目隠しをする。T23砲塔のキュウポラ窓も素直に黒く塗る。(透明塗料を上塗りしてやると少しらしくなるかも。)こんな生活の知恵を発揮して作ればさくさく完成してしまうはずだ。昔は銅線などをコの字にげた足に横棒を貼って作ったっペリスコープガードもアスカからズバリが出ていて楽ちんなんことおびただしい。
なんて事言っておきながら、何故か真鍮引き物砲身が買ってあったのでせっかくだからと使ってはみたが、重たい。砲塔を車体にはめ込んで持つと重みでくるくる回ってしまい扱いにくい事おびただしかった。仕方がないので砲塔は接着したのだがこれはこれで扱いにくく、「いつ」が大切。私は一度引っぺがした。
クルーはタミヤの新しいの(デカールと箱類が出色)とドラゴン。車長(ドラゴン)はヘッドを替え左腕を少し調整して収まりを良くした。タミヤの顔は塗り易さに遜色は無いのだが、全部同じなので場合によっては工夫が必要かもしれない。
M2機銃はせっかく銃身クリップが用意されているので固定している状態にした。クリップが分厚いので銃身がはまるように切ってやると丁度良い。
またまた荷物。バラ積みは面倒なのでちょっと使えない部品を塊にしてサランラップで巻いてやった。5個ほど作ってやっとらしいのが出来たのでサフェ、エナメルで塗装。ただし、2,3か月でボロボロになるかもしれないから、接着せずにテープ留めだ。当時の写真を見ると、どうも巨大な柏餅の葉っぱ風の袋をエンジンデッキにくくりつけているように見える。このやり方の方がバラ積みよりも絶対楽だな。