たとえば模型道楽

士の字、ごろごろ。

どうも、とりあえず形にするのが好きらしい。タミヤのF4Fとかソードフィッシュ、ハセP39(P400)などなど、形にして見てるだけでも結構楽しいものだ。もちろん、内部は作っておかないと後で困るからシートベルト位は組み込んである。今回はシュトルモビクの組み易さが引き金で、他のはどうだったかなから始まったが、結果、所謂「士の字」状態がごろごろしてしまう。

流石のタミヤもちょっと昔の製品はそれなりに手練手管が有ったほうがいいのが判って面白かったが、ハセは今も昔もあまり変わってないのには苦笑させられた。確かに同時期ならハセの方が色々な部品の薄さで飛行機の華奢な感じが出ているとは思う。きっと既に完成されたテイストなのだろう。

F4F,ごついの一言。グラマン鉄工所製を再現したかったのは成功していると思うけれどリベットがくどく感じられる。風防ですら厚く感じる位だからキャノピーは厚いなー、。ボーファイターもそうだったけれどこの頃のタミヤの味付け、がっちり組めるのは好感が持てるもののもう少し軽快感が有ればな、という印象。

ソードフィシュ、これはやはり名キットだ。久しぶりに触ってみて、あーシュトルモビクと同じだねと思いました。このあたりからタミヤも飛行機のコツを掴んだのだろうと再認識。ゴロゴロさせてないで、完成させてやりたいもんだ。

P39,これも良く出来ている。モノグラムへのオマージュなのかなと思わせる意気込みを感じさせてくれる製品。ただし、凝った造りの胴体はあまり長く棚に置いておくと歪みが出るかもしれない。我が家のファーストロット品はちょっと変形してしまっておりました。形にしてみると思いの外小さい。実は、シュトルモビクは変な所にラヂィエターが有る飛行機だーなんて見ていたらこれを思い出したもの。エンジンまで変な所に置いてあるP39、P40は英連邦で使ってもらえたがこれは駄目だった。奇妙な英国風の衣装で南太平洋で奮闘したようだ、マーキングもやけっぱちみたいなシャークティースで憎めない機体だ。

うーん、秋になったら塗ってやるか。

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