たとえば模型道楽

1/48 F-104G

ハセガワのババリア号。昨秋、突如作りたくなり無理やり手に入れた。無理やりの都合、作らねば申し訳ないので一層励んで作ってはみたが、この頃のデカールは本当に使いにくいし発色良くないし、本当に勿体無いパッケージングだと思う。

西ドイツ空軍は初めてなので色が判らずうろうろしてしまったが、取りあえずはこんな物で良かろうかと。スタンドに乗せるか、どうしようかウジウジしていたら、脚カバーは開けるようにしか出来ていないのが判り、なんと裏のヒンジまでモールドしてある、即手成りに決定。難関のデカール。翼端タンクと尾翼のチェッカーが貼れれば出来たも同然だが、それなりに難しいものだった。ちゃんと、不連続に成る所で分割してやらないとまず貼れない。タンクだと内側フィンと主翼にかかる所、尾翼は水平尾翼にかかる所だ。薄くて脆いからマイクロの魔法液での補強は必須。なんとか、ばらばらにしないで貼っては見たが、すっきり感が無い。更に、透けるのだなー、この頃のハセデカールは。白はクリームだしね。繰り返しになるが、勿体無いよこのキットは。

デカールの愚痴ばかりになってしまったが、キット自体にはほとんど文句が無いだけのこと。第3キャノピーと胴体に段差が出るが胴体側を少しかさあげしてやればスムースな線になる。パテよりプラ板でやる方が確実だと思う。勿論、キャノピーの磨き直しはやらねばいけない。

それでも、出来てしまえばF-104。今でも強烈な印象の機体だ。しかし、104は飛んでる方が格好が良いなーとは今でも思っている。ウジウジしてないでスタンドモデルにしてしまえば良かった、後の祭り。

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