48となれば当然のモノグラム、F-106。F-84Fで気を良くして久しぶりにモノグラムを連作した。
モノグラムのセンチュリーシリーズはどれも当時画期的製品で、100,101,104,105,106と出たら即買い込んでいたはず。何故か102が抜けているのは今になっても謎だ。何かとダブったのかもしれないな。
F-106は他のセンチュリーシリーズに比べて筋盛りが上品なので久しぶりに見る分には手なりでいいやなのだが、往時はスジボリにしなけりゃ症候群にかかっていたせいか胴体組んで放ってあったもの。胴体の前側、主翼部品との組み合わせ部分の隙間、段差を調整するのが面倒なだけで、組み立ては昔の模型らしく極めてシンプルだ。
面倒だし、無駄な作業になるので見えない所は作らない事にしているのだがついミサイルベイを開けた状態にしてしまった。たしか、F-102はランチャーが下がった姿で組めるので模型映えしていた記憶があり、似たような構造なので、思い込みでやっては見たが全然見えないぞ、塗るのが面倒だったミサイル達。組説熟読、仮組確認をさぼった報いだな。でも、あのミサイルベイの表現を見てしまうと、扉を開ける誘惑には勝てそうもないか。
唯一手を加えたのはピトー管。接着部を考慮した部品割はさすがだし、丁寧に組めば綺麗に組めるのだろうがいかにも脆そう。粗忽な私はきっと折ってしまうに違いないのでパイプと洋白線に換えた。
デカールは昔のマイクロが買ってあったので助かった。当然、クリアなどを吹いてチリジリにならないよう、用心はしてある。
オーバースケールの小部品だらけだが、模型的表現としては効果的に使われているので、出来上がると恰好の良いF-106になる。正直、今時の模型より存在感が有るぞ。しかし、大きな機体だ。1983年のキットがやっと完成。
尚、ミラージュとこれは同い年なのだ。
追記;久しぶりにデカールでお世話になっている友人宅にこれを持って訪れた。最初は懐かしがってたが、ふと一言、あれAIR FORCEがAIRF ORCEになってるね、なんで?ありゃ、気が付かなかった見落とした、そうかこのデカール売れ残っていたのはこれか。その時は、まーいいかと諦めがついたのだが我が家で見ていると、やはり気になる。この辺がモデラーの悲しい所なのだな。てなわけでデカール一部を削り取り、AIR FORCEのデカールを作ってもらうことにした。気付いていれば、切り刻んで貼れば済んだ話、いつものお粗末。
追記その2;無事デカール貼り換えは済んでいるのだが、写真撮りそこなってしまいお披露目出来てない。貼ってしまったデカールの始末は貼りかえる部分だけセロテープで大まかにはがしてから、ラプロスで綺麗に取り除き、サフェで表面を整え、タッチアップの後貼り直した。
追記その3;やっと撮り直し。一見判らない?がやはりこれが正解。