たとえば模型道楽

1/48 A-4C

ハセの48。と、素っ気の無い紹介なのは結構苦労させられたからで、特に箱を開けた時の、うおーこれは凄いキットだと言う印象が組み立てていく内に薄まり、ついには何でかなーになってしまったからだ。ただし、ここを乗り越えて完成させてしまうと、うん、まーいいんでねーかいになる。

買ってそのまま積んでおいたキットをほれと組み始めたのだが、しかもF型と同時進行、胴体を合わせて眺めると、垂直尾翼が分厚い。どう見てもジェット機には見えない位、厚い。あわてて、ネットで製作記を探し、諸兄の苦労話に遭遇、おーここだけでは無かったか。しかし、翼は組んでしまったし、ただでさえ折れ易いスラットレールも有るしで、塗ってしまえばあまり気にならなかろうと主翼の件は見なかったことにした。

組んでしまった胴体から尾翼の一部を切り取り、なんとか2mm位は薄くして戻してやったのが一昨年の11月(27日付けで掲載)。随分放り出してしまったのは他の所は多分見て見ないふりをする後ろめたさのせいかもしれない。もっとも、折れたスラットトラックの修理方法にも伸吟していたのは事実だ。まったく、スラット側にトラックが付いていればずーっと楽なのだが。尚、折れたトラックは直す時の寸法のよりどころなので大切に保存しよう。

折りまくってしまったスラットトラック。針金埋め込みとか考えたが結局プラ細板2枚重ねで再生した。主翼に有るトラックカバーのモールドにそって溝を掘ると前縁にドリルが使える土地が出来るので穴あけ。トラックは1mm角位で成型されているから、0.5×1mmの板材の内1枚をこの溝に(上)、もう一枚をスラット側(下)に付けて現物合わせで合体させた。稠密な工作を目指す方にはお勧め出来ないが、比較的簡単に修理出来るし強度は十分だ。

紆余曲折しつつも、マーキングも考える。多分ミイラ化しているハセデカールにかまけるよりは金で解決するかと探しては見たが、いまやA4のデカールなんて売ってない。我が家の不良在庫に1機分だけ有ったのだが売れ残りシートのようでぱっとしない部隊だしで、ミイラデカールの復元となってしまった。マイクロの魔法液を駆使した結果なんとか貼れたがさすがにラダー部分は無理だったので塗装。細かな「あへ」は幸い手持ちのデカールから流用出来た。良かった。トンキン湾ヨットクラブは貼りたかったのだよ。しかし、尾翼の電光はドキドキだった。

ドロップタンク位は付けた方が良いので組んだが、尻尾の部分の合いが悪い。特にボブテイルは端を掴んで伸ばしたようなラインになるので直したほうが見場が良い。更に、これを胴体のパイロンに付けると前脚と干渉してしまうから揺れ止めを穴2つ位前にずらそう。翼に付ける分には問題ないはずだ。

ハイネマンの傑作機と言われる、スカイホーク、コレクション第2弾、格好良いね。

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