たとえば模型道楽

1/48 ニューポール 17

エデュアルドのプロフィパック版。昔はありがたがってプロフィ版ばかりを買っていたのだが最近はメーカーの腕が上がって、マーキングの数を除けばウイークエンドで十分になってきた。とは言え、元々PE屋なのでこんなパッケージングだったのだろうが、確かに一次大戦機のキットとしては説得力があるアプローチなのだ。昔は恐る恐る手を出したものの飛ばしてしまいそうなPE部品が多く苦労させられた記憶があるが、今となっては、融通無碍に省略する術を身に付けてしまったので何の苦労も無い。これでいいのかなー?とは思いつつ。

古い製品だが翼間支柱がバラではないし、長さの調整も不要なので作り易い部類に入る。この頃のデカールは自前ではなくエアロマスター製なのも丸。暗に、最近の同社デカールはなんだかなーと言っているのだよ。

例によって、あまり真面目に実機について読んでいなかったので、これまた昔のプロファイルをざっと読み直したがなかなか先進的な設計の飛行機であったようだ。

多くの国で使われ、それぞれの国でエースが生まれた機体だが、ここはフランスだろうと言う事でナンジェッセの乗機にした。不鮮明な写真でも相当艶が無いのは判ったのでつや消しに。多分、アルミ粉入りドープがあっと言う間に酸化してしまったと思われる。主翼の上に付けられた機銃は信頼出来る同調機構が完成するまでの仕様だが、有れば使えるので残されていたようだ。尚、プロファイルによればニューポールを愛用した英国のエースが翼の機銃の有効性、いわゆる斜め銃、を伝え、SE5にも採用されたとの事。なぜかニューポール本なのにこの辺のエピソードが長々と書かれているのがプロファイルらしい。

超エースだからこそ許されたであろう派手なマーキングが魅力的だ。張り線は黒テグス。支柱の銀帯(補強)はデカールに入っている。上翼の機銃架は正にPE部品の見せ所だ。

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