モノグラムのサンダーチーフ。その昔ベト迷を塗ったけれど何かピンと来なくて放って有ったものを、もったいないので復活させた。B17が撮影スポットに移動したため、専用駐機場が空いているせいで気が大きくなったせいもあるか。確かに、さて、何処に置こうかと考えるべき大きさでもある。どうしましょう。
多分、あまりにフレッシュな塗り上がりが気に入らなかったのかと思うが、放置していた間に自然に色褪せてくれたのが良かった。タンの退色がひどかったので適当にエアブラシでタッチアップしたら一層らしくなったのは怪我の功名だが、あまり利口な塗装テクではないのは確か。左右で印象がまったく変わる迷彩が面白い。
下面に目立つオイル漏れなどは、やりすぎるとハンガークィーンになってしまうので注意しながら水溶性色鉛筆でチョコチョコ色を入れた。水で拭き取れるのがなによりの画材だが、つや消しだと意外に残るのでそのつもりで使うのだコツだ。色の付け方によって無いはずのパネルラインが見えてくる事もあるのでお試しを。あれ、あまり見えないか。後、爆弾に市販のセイフティータグを付けてやったが良いアクセントになった。
デカールは古い古いスーパースケール。ベトナムはF105の墓場だったがこの機体は生き延びて帰国したそうだ。運にあやかろう。
昔一念発起意して筋彫り、モールドをなぞったが正しい、したようですっきりした表面になっていた。やりにくい所はパスしてあって、そうだよな見えないもんね、と自分をはげます。写真にしてみて、なるほど、この模型だとバックミラーをつけた方が締まるわいと感じた。気が向いたら足しておこう。ピトー管は金属に換えたのに、あと一息だったか。
過去の遺物となってしまったと思っていたモノグラムの製品、やっぱり味わいが有ると再認識。ぞろっと発売されていたセンチュリーシリーズの箱の埃を拭って久しぶりに開けて見てみたら、良いね。と言う訳でF101のデカールなんぞを買ってしまった。懲りないね。