これが発売された時、これとモノクロームのワイバーンを速攻で作った。それほど、イギリス機ファンには嬉しい製品であった。ただ、嬉しくて、ばたばたと作ってしまった記憶が有る。結果、もう少しなんとかならないのかね、だったせいかワイバーン共々既にスクラップ。その後ドイツレベルから、きっとこれより良さそうなキットが発売され、ふーむ良い時代になったもんだと思ったはず。しかし、クラエアも何時の間にか消えたし、こういう偏屈な機種を出すのはエアフィックスだけになった。寂しいねー。
黒猫2号さんのガネットAEWに刺激されてネットを見ていたら、中古のこれを発見。ソードのAEWは魅力的だったのだが、黒猫2号さんの記事を見て以前に買ったデモンを思い出し、賢くもポチをこらえた。が、しかし、こっちは、きっと少しはましだったはず、しかも中古らしく安価だし、うーん、好みの飛行機、作り直しも悪くない。中古を買うのは初めてなのでいささか不安でもあったが、エクストラデカールも手元に有るからデカール使えなくても大丈夫だし、えーい行ってまえ、で購入。届いてみると、箱ちょっと汚いけど、未開封、デカール使えそう、売れない模型屋の売れ残り風ほぼ新品だったのは嬉しい誤算だった。前置き長いぞ、要は掘り出し物だったのだ。
いかにもCAD 設計風のキット、スジボリ単調だけど綺麗、合いも悪くない。ただ、こなれてないせいか作り難い所も有る。コックピット周りはあっさりしているが、この頃の操縦室は黒一色だしキャノピー小さいので何をどうしても良く見えないから、問題無し。一応残り物のPEでシートベルトは付けてやった。
主翼はさすがに古さを感じさせる出来。ランディングライトはガタガタなのでアクリル棒を埋め込み見場を良く、ナブライトは瞬間を盛って隙間をなくす。別部品のエルロンがやっかいだった。翼の内側を削ったり、曲げたり伸ばしたりとジタバタして何とか上側は見られる位の収まりに。翼削るのが一番利いたように思える。尚、特徴的なフラップ下げで組むようになっているが、アップにするつもり。あと、レドームを外して成形すればCOD Mk.4やT4になる。
と、珍しく作りかけ紹介記事にしたのは、懐かしさも有るし、中古キットで掘り出し物に当たったせいも有りそう。尚、ワイバーンはクラエア(1/48)が棚で寝ている。そろそろ、これも作るかな。