ハセガワのストラトス。これは、この前の再販、カルトグラフ付きのキット。今は無きアリタリアの意匠が前から好きで、何時かは、とは思っていたが、良いデカール無しでは無理そう、カルトなら何とかなるかと買ってあった物。
とは言え、不慣れな自動車模型だし、こんなデカール貼れるのかとビビッていたしで、とりあえずボディーの白塗って放ってあったが、だんだん肩の力が抜けて、貼って見なけりゃ判らんかとなり、製作再開したのが今年の長梅雨の頃。雨じゃ塗れないし。
さて主役のデカール。上質、適度の厚みで扱い易く、勿論、若干のタッチアップは必要だがキットの形にぴたりと合っていた。こんな、デカールならもっと早く作れば良かったわい、と感動した。
さりとて、デカール貼るだけで時間はかかるは、クリアも掛けたいし、大きさ故、細かな塗り分けは有るわで、何とも手間のかかる事ではあった。手間と言えば、買ってきて、さてさてと組説を読んで、なんだこれと思ったのがボディーとシャーシの組み立て。ボディーを無理やり広げ気を付けて組んでね、一度組むと外せなくなるかもよ、と書いて有る。試しに合わせて見たら、これは入りそうもない。次善の策で、シャーシの見えなくなりそうな所を切り、幅を詰めたら多少の力業で組めるようになった。自動車模型は面倒だし難しい。1/24は私の工作密度には大きすぎるのかもしれない。