銀座平野屋女将日記

銀座平野屋210年のあゆみと老舗女将の嫁日記

ミニチュア展は本当にすごかった!(続き)

2019-11-28 | 日記

 

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おはようございます!

ここ数日、また東京は天気が悪く

寒い日が続いています。

皆さま、お変わりございませんか。

 

 

さて。本日は前回に引き続き、

たばこと塩の博物館」で12月1日まで開催中の

特別展「ミニチュア展」のレポートです!

 

前回は小林礫斎が作成した「平野屋コレクション」をご紹介しましたが、

特別展。まだまだありますよー。

 

 

小林礫斎は数人の職人の分業で一つの作品を作ることが

多かったのですが、

そこは職人集団。

各々の得意ジャンルを駆使して様々な作品を作り上げています!

↑豆本。文字も絵も豆サイズ。

 

↑布地裂の貼り混ぜ帳。

左の帙(ちつ。和綴の本を保管する為の入れ物)も豆本サイズ。

↑百人一首はちゃんと歌が書かれてますよ!

↑茶道具。右の茶筅が高さ3cm弱。左の濃茶器が高さ1cmくらい。

 

 

もう全て、びっくりする作品ばかり!

小さいのはもちろんなんですが、

その精巧さ。

↑展示作品の中に、更紗が使われているのも多くありました。

やはり趣味人は更紗を使うんですね。右下は象牙製のコマ。

ちゃんと回るんですって!小指の先より小さいです。

 

↑右のお人形、なんと関節が動きます!

なんと小指の半分ほどの身長です。

  

 

 

小さいのに、実物大と同じ(もしくはそれ以上)のクオリティ!

仲間同士で作品の相談をするのはきっと楽しかったでしょうねー。

 

わー!小さい!わー!本当に小さい!

わー!欲しい!このミニはさみ!」(うちのスタッフ談)

左下のナイフ、ハサミ、和本はそれぞれ1cm以下ですって!

 

 

12分の1以下の小さなものがもうたくさん!

ミニチュア好きのうちのスタッフ大興奮!

楽しくて仕方なかったようで、

見ているて笑いが止まらなかったそうです💧(これじゃただのアヤシイ人)


しかもうちのスタッフはこの食器類を見て

これを使ってドールハウスの作品作ったら楽しいだろうなー

とか言ってました。

それだと超贅沢な遊びになるでしょうねえ。実際は無理だけど。

 

でも作品を発注した人はコレクションが増えるたびに

ワクワクしたに違いない!と思う作品ばかりでした。

 

 

 

ちなみにうちのスタッフが一番気に入ったのがこれ。

ビール瓶。

色ガラスからちゃんと作られているそうです。

ビンだけで4cm位の高さです。

本物そっくりー!

こんなに小さいのに、

笑いが止まらない程高いクオリティの

キ●ンビールのようなラベル。

これもちゃんと手描きです!

 

写真だと大きさが分かりにくいのが今回の難点です💦


 

 

 本日、この記事に出した写真は

展示の一部です。

残りは会場にてお楽しみくださいませ。

そこで是非、実物の小ささを皆さまに体験して頂きたいです。

そして日本にも世界に誇れるミニチュアを愛でる文化があり、

小林礫斎を始め素晴らしい職人集団がいたということを

間近で見て知って頂けたらなあと思います。

 

 

こちらの会期は12月1日までです。

お早目に足をお運びください。

ブログも見ていただきたいですが、是非本物をご覧下さいね!

 

 

 

 


 

東京の銀座平野屋本店では引き続きこちらも開催中です!

 

ご来店お待ちしていまーす。

   

   

 

 


 

年内の催事日程


12月4日(水)~12月10日(火)西武高槻店

12月13日(金)~12月16日(月)佐賀玉屋

 

年内あと2箇所。早いものですね。

 

詳細など決まり次第、またご連絡いたします。

みなさま、お待ちくださいね。

 

 

 


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