金唐革
2021-01-10 | 想い
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2021年が始まって、少しずつ通常モードに戻った矢先に
1都3県に緊急事態宣言が出されましたが、
皆さまお元気でいらっしゃいますでしょうか。
今日は久々に銀座平野屋の逸品の話です。
銀座平野屋では職人の技を伝える逸品がございますが、
その中の一つに「金唐革バッグ」がございます。
金唐革については以前も記事に載せましたが、
大変お世話になった金唐革研究者の徳力康乃さんが
昨年9月に亡くなられました。
また文化継承が途絶えてしまうのでしょうか。
平野屋でも徳力さんに作っていただいた金唐革で和洋両用のバッグを作らせていただきました。
↑これが金唐革の表面です。この柄を出すのに大変な労力が。。。
↑和装にも合います。
もう作る事が不可能な利久バッグになり貴重なバッグです。
金唐革は一度途絶えた技術を研究し、
元のクオリティに戻すまでに約70年かかったそうです。
文化の継承が続いて欲しいと願わずにはいられません。
一人でも多くの人に「金唐革」という物があるということを
知って頂けたら嬉しいです。
徳力さんの工房のHP→http://web.kyoto-inet.or.jp/people/celli/
QRコードから知り過去ログを少しですが読ませていただきました。
お気に入りに登録しましたのでこれからの記事を楽しみにしてますね
QRコードで見ていただき、ありがとうございます(^^)
牛の歩の如くのんびり更新しますが、
今後もよろしくお願いします!
(銀座平野屋@女将です)