平野屋オリジナルバッグ

暑かった８月も今日で終わりですね。

今日は秋に向けて、新発売の商品のご紹介です。


平野屋オリジナルバッグのに新色が加わりました！

今回の新色は


紺色です！

お客様からのご要望の多かった色で、カジュアルなスタイルにもぴったり似合う色です。


そして、「赤」「赤×黒」の前ポケットを型押しの革に変更しました。


（写真は赤です）

このバッグは、全面ポケットとポイントに牛革を使用し、内側と背面にチャック付ポケットが１つずつあります。

320mlペットボトルが縦に入る大きさ（B５サイズ）なので、
秋のおでかけに重宝していただけたらと思います。


平野屋オリジナルバッグは、この秋の新発売の「紺」を含めた全７色で展開いたします。



☆こちらもあわせてご覧下さい→「平野屋オリジナルバッグ」「平野屋オリジナルバッグ（型押し）」

丸井今井札幌本店「江戸老舗めぐり」

今日も東京は蒸し暑いです！

外に出ると、むわっとした暑さで息苦しい感じです。

でも処暑を過ぎたから、そろそろ暑さも終わってくれればいいですね。


さて、本日は催事のお知らせです。

８月３０日（水）〜９月５日（火）丸井今井札幌本店にて

「江戸老舗めぐり」に出店いたします。



先にご紹介したあのバッグも、お手に取ってご覧頂けるかもしれません。

場所は一条館９階イベントスペースです。


皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

糸巻

銀座平野屋に数ある商品の中で、地方の催事やネットでお取り扱いがないものがございます。

それは希少価値の高いもののため、銀座本店のみのお取り扱いとさせて頂いております。


そのうちの一つが、こちらの『糸巻』です。



何だかお分かりになりますか？

江戸の頃よりのおしゃれ小物、糸巻。

手のひらサイズのお針セットです。（縦6.4×横3.8×厚さ1.4cm）



ゴマ竹製の容器の中に小さなはさみと針がしまってってあり、外側に糸が４色巻いてあります。

ちょっとしたお使い物にお求めになるお客様が多くいらっしゃるので、

古くからのお客様の間で長く親しまれてきた商品です。


（先代社長の筆による栞を同封して販売しております）


しかしなぜこれが希少価値の高い商品なのかというと、

容器のゴマ竹と、蓋の部分に使われる象牙が少なくなっているのです。

そしてこの容器を作る職人が現在おりません。

材料や職人の減少で、江戸からの文化が少しずつ廃れていくのを見るのは寂しいかぎりです。


銀座平野屋ではこの貴重な江戸からの商品を多くの人に知って頂けたらと思います。

＊この糸巻を購入ご希望の場合は、銀座平野屋までお問い合わせ下さい。ケースは写真以外にもございます。


〈お知らせ〉銀座平野屋では８月１１日（金）〜１７日（木）は夏期休業とさせて頂きます。

３０年

８月に入りました。

銀座平野屋の窓下から見える車の列が、心なしか空いてきたような。。。

もう夏のお休みに入った方も多いのでしょうか


さて本日ご紹介するのは『牛革染めショッピングバッグ』です。



モダンに彩色した牛革をポイントにしたお洒落なショッピングバッグですが、

注目すべき点は中央にあしらった花柄の牛革。

１９世紀イギリスのウィリアム・モリス調にも似た花柄は、

厳選された国産の本革に何度も色ごとの型を使い、一色づつ色彩を革に置いて染められます。（型友禅といいます）


このように手間を惜しまず丹念につくられた友禅風の柄は、色合いの重厚さもあって

銀座平野屋で扱った柄の中でも長く愛されたモチーフの一つです。

３０年にわたり、いろいろな商品で使われてきました。

長く愛されるものには、やはり作り手の細やかな技術と心意気が反映されているのですね。


このバッグは現在阪神百貨店梅田本店で開催されております「大江戸技くらべ」でもお取り扱いさせて頂いております。

是非お手に取って、職人の心意気をご覧頂けますと嬉しく存じます。



〈お知らせ〉銀座平野屋では８月１１日（金）〜１７日（木）は夏期休業とさせて頂きます。