[おしらせ]インスタ始めました→★
皆さま おはようございます。
本日より、銀座平野屋本店では
『古物展示和装小物セール』を開催いたします!
先日のブログでもお知らせしたように、
和装小物が特別価格での販売となりますので、是非この機会にお求め下さい。
また合わせて、当女将ブログで紹介の逸品の展示がございますので
銀座平野屋の逸品を間近でご覧いただけると幸いです!
さて。
銀座平野屋には普段お客様の目にはふれないけれど、
素敵なものが数々ございます。
それは江戸からの粋を伝える物であったり、
先人の技や美を伝えるものであったり様々です。
その中で銀座平野屋には、先人の技が光る逸品もございます。
昨日は古渡更紗で仕立てられた「扇子入れ」をご紹介いたしましたが
本日も古渡更紗製の小物のご紹介です。
1つ目。
『古渡更紗 叺(かます)』7.5×12cm
銀座平野屋でも度々ご紹介して、
すっかりお馴染みの「古渡更紗」で仕立てられた、
たばこを入れる袋である叺(かます)です。
(「叺」や「たばこ入れ」についてはこちら→★)
こちらは裏面。
写真の色味はこちらの方が実物に近いかも。
今回の赤も鮮やかな赤です。
古渡更紗の赤は鮮やかなものが多いように思います。
かぶせ(蓋)を開けたところ。
中は湿気からたばこを守るために、革が貼られています。
腰から下げるための根付につける紐を通す2つの小さな穴(鳩目:はとめ)が見られます。
この叺の鳩目はきれいなので、紐を通して実際に使われた形跡がありません。
未使用品のようです。
叺やキセルを仕舞う「たばこ入れ」は、
素材や細工など細部に趣向を凝らし、
持ち主の粋がよくわかるアイテムとして知られております。
舶来の古渡更紗を使ったこの叺も、
粋を追究しようと作られていたものだったのでしょうね。
2つ目。
『古渡更紗 札入れ(さついれ)』7.5×13.5cm
こちらも古渡更紗仕立ての札入れです。
札入れといっても、お金よりも紙入れ(懐紙や鼻紙)を入れるものだったようです。
(説明はこちら→★)
収納部分は2箇所。
思ったより機能的です。
はなだ色の中に赤を中心とした植物模様。
植物模様が多いのも更紗ならではです。
色々な方のインスタを見てみると、
現在でも古渡更紗を愛用されている方が多いようです。
生地を集め、自分で仕立てて、愛用品としている方が多いのに驚きました。
古渡更紗は現在でも十分通用する逸品です!
なお、今回ご紹介致しました逸品は、
銀座平野屋本店にて展示予定ですので、
是非間近でご覧くださいね。
10月9日(水)~18日(金)
『古物展示・和装小物セール』
銀座平野屋本店にて
*土日祝日の定休日はお休みとなります。
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