25日は、私と主人の“結婚式記念日”。
夕食は家で普通にとり、夜、ケーキとコーヒーでお祝いしました。
◀おいしい
式を挙げたのは、25年前。
その日の朝は、母親がお風呂を沸かしてくれ、体を清めてから結婚式場に行ったのを覚えています。
数日前から、父親のガックリしている様子を目にしていて、朝からしめっぽくなるのはいやだったし、照れくささもあって、「今日まで育ててくれて…」という、両親へのあいさつはできませんでした。
しかし、何の言葉もなしというのはマズイかなと思い、手紙を書いて母親に渡し、家を出たのですが…。
あいさつはやっぱりきちんとしておけばよかったかな…と、今では、それが心残りです。
そして、もうひとつ心残りが。
披露宴では着物(白無垢と色打掛)と、ウエディングドレスを着たのですが、私は身長が高く、腕が長いので、随所に問題が発生しました。
着物は、袖丈が足りず、衣装担当の方が、少しでも長めの着物をとあちこち探して下さり、なんとか我慢できるものを着れたのですが、ドレスはちょっと…。
肩や腕を出すドレスは抵抗があり、長い袖のドレスを着たのですが、やはり袖丈が足りず、やせていた私にはかなりゆとりのあるドレスで、袖丈が少しでも長くなるようにしたという結果になりました。
なので、デザインはあまり気に入ったものではなく、体に合わないサイズのものを、仕方なしに着たというかたちになりました。
あの当時は、デザインやサイズは今ほど豊富ではなかったのでしょうがないのですが、それにしても、もう少しオシャレなドレスを着たかったな…と、ぜいたくなことを思っています。
“気に入ったドレスでもう一回、写真だけ”という選択肢も、今の時代ならありかな…。
主人は、どう思うかわかりませんが。