4月といえば、桜。
子どもの頃、借りて住んでいた家の庭に、桜の大木がありました。
幹が太くて、高さもあり、枝ぶりがとっても立派な桜の木。
その枝には、濃いピンク色の花がたわわに…という表現は適切ではありませんが、それがピッタリなほど、たくさん咲いていたのです。
地面に落ちている花を見ると、花びらが幾重にも重なっていて、それがなんだかかわいくて、よく拾って集めていました。
その桜の花が “八重桜” だということは、中学生になって東京に引っ越してきてから知りました。
東京で住んだ家の近くには “八重桜” はなく、(たぶん)ソメイヨシノという桜ばっかりだったと思います。
“八重桜” を見て育った私は、ソメイヨシノを見たとき、“こんなの桜じゃない!” と思ってしまったのを覚えています。
(ホントに失礼ですね )
“それほど子どもの頃になじみがあった” “花がかわいらしい” ということから、私は、今でも、桜の中で “八重桜” がいちばん好きです。
ただ、大人になるにつれ、毎年、目にするソメイヨシノも “きれいだなぁ” と感じるようになり、今では、どこからどう見ても、日本の桜を代表する美しいだと思います。
その美しさをカメラに収めてみました。
人間ドックを受けた病院のそばにある桜並木です。
ピンクと緑色のコントラストに、春らしさを感じます。
写真では見えませんが、土手の下には川が流れていて、まるで絵画のような風景です。
自宅近くの桜並木&桜の花です。
こんな花たちも、私を癒してくれます。
自宅近くの公園の花壇に咲いている花です。
強風に思いっきりなびきながらも、絶対に持っていかれない強さに感動。
植物って強い