「浜松市動物園」をあとにした私たちは、もう一か所の動物園へ。
その途中で見えた富士山です。
私たちが向かったのは、静岡市にある「日本平動物園」。
緑豊かな、自然に恵まれた場所にあります。
ここでは、動物を、種類ごとに独立した施設で展示。
「猛獣館299」「草食獣舎」「オランウータン館」「レッサーパンダ館」「ペンギン館」「夜行性動物館」「は虫類館」「熱帯鳥類館」「フライングメガドーム」といった施設のほかに、これに付随するかたちで、「小型サル舎」「中型サル舎」「ホッキョクグマ舎」「猛禽舎」があります。
「フライングメガドーム」は、国内では最大級のフライングケージ。
学校の体育館くらいある巨大なケージの中は、広い池や陸地、高い樹木など、鳥たちが暮らす自然の環境そのままに造られています。
この中で、様々な種類の鳥が、思い思いに生活しています。
私たちは、まず、ここから回ることにしました。
行ってみると、ケージの大きさにびっくりしました。
見晴らしもよくて、いろいろな鳥が、池で泳いだり、飛んだりする姿が、一度に見れます。
とにかく広いので、“飼育されている” という感覚がなく、“鳥たちが自然の中で生活している” ように感じられます。
鳥たちの中で、目が釘付けになったのが、鮮やかな赤い色の「ショウジョウトキ」です。
もっと、近くで観察したくて、池の中央まで行ける「展望デッキ」まで行ってみました。
「ショウジョウトキ」の飛ぶ姿を、鳥と同じ環境下で、しかも間近で見れて感激。
ほかにも、貴重な鳥が観察できます。
▲右は「モモイロペリカン」
▲左は「カンムリヅル」
◀「ショウジョウトキ」
「ショウジョウトキ」が高い木に群れているのは新鮮でした。
そこまで飛んでいく姿をなんとか撮りたかったのですが、無理でした…。
飛んでいる鳥を撮影するのは、ほんと難しいです。
気を取り直して、次の動物へ。
いちばんのお目当ては、やっぱり “トラ” ですが、初めての動物園なので、順番に回っていくことに。
そこで出会った、気になる動物たちです。
は虫類館
生息している環境ごとに、4つのゾーンに分かれています。
カメの種類の多さにはびっくり!
ヘビも数多く展示されていましたが、私はヘビは苦手なので、写真は撮りませんでした。
▲上左は「ワニガメ」
▲左は「インドシナウォータードラゴン」、右は「エボシカメレオン」
熱帯鳥類館
南米やバリ島、東南アジア、オーストラリアなどの熱帯地域に住む鳥たちです。
▲上左は「サイチョウ」、上右は「オニオオハシ」、下左は「カンムリシロムク」、
下右は「ワライカワセミ」
猛禽舎
何と言っても、翼を広げた「コンドル」がすごい
両翼を広げると、3m以上になるとのこと。
私たちが到着したときは、翼を閉じていたのですが、時間をおいて行ったら、広げそうな雰囲気でした。
「広げて~!」と強く念じていたら広げてくれて、ラッキー
ただし、後ろ向きでしたが…。
今度は「前を向いて~」と念じましたが、かないませんでした。
それでも、迫力満点です。
▲上・右下は「コンドル」、左下は「ヒゲワシ」
夜行性動物館
“夜行性” ということで、室内は暗く、動物たちは起きていましたが、静かでした。
「アムールヤマネコ」がかわいかったです。
▲左上は「オオコノハズク」、左下は「アオバズク」、右は「アムールヤマネコ」
ペンギン館
ここにいるのは「フンボルトペンギン」。
館外では、ちょっと距離がありますが、陸地にいるペンギンたちが見れます。
また、館内では、泳ぐ姿を、頭上で見ることができます。
猛獣館
ライオンやトラなどネコ科の動物以外に、「ゴマフアザラシ」「ホッキョクグマ」がいます。
巨大な円柱型の水槽の中を下から浮き上がってくる「ゴマフアザラシ」は、ゆったりと気持ちよさそうです。
円柱型の水槽は、横長の大きな水槽とつながっていて、この水槽では、飼育員からエサをもらったり、素早く泳ぐ姿が見れます。
◀スーッと浮かび上がってくる
「ホッキョクグマ」も見ごたえ十分
仰向け状態で泳ぎながら、時々、バック転か背面飛びのような動きをしていました。
こちらも気持ちよさそうでした。
▲右は、仰向け状態の姿
また、とても珍しい動物に会えました。
黒い色をした、「ジャガー」の「アラシ」君。
ジャガーの黒変種だそうです。
そして…、
やっと、会いたかった です。
2Fと3Fの2層分を使った獣舎で、館の外側には鉄格子がありますが、館内から見る場合は、透明のガラス越しに見れるので、写真が撮りやすいです。
ここにいるのは、「アムールトラ」の「フジ」君。
6才のオスです。
オスにしてはスリムな体型で、鉄格子の前を行ったり来たりしていました。
やっぱり、 は最高
テンション、上がりまくりです。
それに、見ていると、心が落ち着きます。
に少しばかり心を残しながら、動物園の出口まで戻る途中、ちょっとした人だかりが見えました。
“何だろう?” と寄ってみると、「インドクジャク」が飾り羽を広げていました。
最初に通ったときは、広げていなかったのであきらめていたのですが、ラッキー
オリ越しなのが残念ですが、見れてよかったです。
“美しい” & “ゴージャス” という言葉がぴったりですね。
それにしても、不思議な鳥です。
体の中の何がどうなっていて、こんなきれいな羽根を広げられるのか…、謎です。
最後にいい思いをして、満足したまま動物園をあとにし、自宅へ向かうことに。
動物園をハシゴするという、少々ハードな行程になりましたが、トラ三昧でき、充実した旅行になりました。
(主人には、“運転、お疲れさま” です)
今回は、望遠レンズで撮影したので、前回の「ズーラシア」のときよりは、少しきれいな写真が撮れたかな、と思います。
オリをどうにかしたいと思いますが、いろいろ試してがんばります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます