30周年

いい具合に北海道行きのチケットが取れたので、初めて訪ねてみることにした。
富良野ってラベンダー畑が綺麗。

なんていうイメージがあったけど、ラベンターの夏は既に終了。
綺麗に咲くのは違う花。
本物見つけたけど、温室の中で夏を惜しむようにひっそりと咲いていた。

ドラマゆかりの資料やセットなど、ファンには涙もの。
週末には”わ”ナンバーの車が集まって来るのも理解できます。

小道具が何から何までこだわりを感じます。

ここに降り立ってから、30年が経ったんだ。こちらも歳を取るはずですよ。

飯でも食ってからと立ち寄った近くのラーメン屋。
ドラマの風景写真やサインが飾ってある。

ガイドブックで見てみたら、ここもドラマ撮影に使われたゆかりの地だった。
さっぽろ味噌ラーメン、初めて食べたけど、なんだかなつかしい味。堪能いたしました。
「牛に引かれて善光寺参り」
そんな言葉を聞いたことがあった。調べてみたら、信心のない老婆が、さらしていた布を角にかけて走っていく牛を追いかけ、ついに善光寺に至り、のち厚く信仰したという話から、本来は違う目的でも偶然のきっかけや縁で物事に熱心になり、結果的に良い方へ導かれるたとえがことわざになったとか。
そんな縁にも出会えますように手を合わせる。極楽、極楽。
こちらも立派な国宝松本城。雪景色も見たいけど、初夏の緑囲まれたお城もまた映える。
本題は上高地。以前から何度か行こうと計画するも、縁の無かった場所。今回も出発の一週間前に大雨による土砂災害が発生。今回も縁がなかったかな。と思いきや数日前に通行止めも解除。
ようやく無事に出会えた。善光寺さんにお参りした効果かな。
久しぶりに自然を満喫。河童橋から明神池を往復、大正池まで歩いて、たっぷり3時間。ややバテ気味でロケハン終了。こんな事では・・・。野沢菜食って、体力つけんと。
新緑の上高地もすばらしかったけど、早春の上高地はどんな色を魅せるのか。また楽しみが増えた。
来春またくるぞ。
東北新幹線仙台行。終着駅で車掌に起こされる。いかん、ついつい眠ってしまった。
2ヶ月前の出来事は関西にいるとテレビでしか見えていない世界で、正直本当はどうなんだと思ってしまう。やや野次馬根性も手伝って、比較的被害が少ないと聞いた仙台と観光地松島へ行ってみる事した。
仙台駅はシート覆われているものの、中に入れば本当に2ヶ月前に被災したのかと思えるぐらい普通に見える。駅周辺もたまに出会う作業着姿のおじさんに違和感を感じるが、街を歩く人々の雰囲気は被災地とは思えないほど明るくみえる。
松島へは、仙石線がまだ復旧していない為、東北本線で松島駅に向かう。
まずは高台から松島の街を眺めてみたい。新富士展望台からの景色。以前と何も変わらない気がする。
海岸に近づくと震災の爪痕を確認。
まだ電車がこない為、人気のない松島海岸駅。
一部のお店はまだ、復旧途上。しかし多くの店が既に営業していた。
ミシュラン三つ星にも選ばれた伊達家の菩提寺、瑞巌寺。(今は本堂は工事中。)
こちらは二つ星、庭園が見事な円通院。
すでに観光地としての復興が進んでいる。でもまだ観光客は少なかった。少しでも貢献できるようお土産買って帰えろう。
少しほっとした気分で帰路に向かう。
テレビ見た衝撃映像が印象的な復興のシンボル、仙台空港へ。一階のまだ一部のスペースのみで営業中。
少し時間があったので、空港周辺を散策。少し歩いたところで、思わず絶句。
そこはまだガレキの山。これも同じく震災後2ヶ月経った風景。
この周りだけでもまだまだ、時間も支援も必要だと感じた。
空港の寄せ書きには「東北の元気につながるよう関西で頑張る!」と今の思いを書いてみた。
日々の仕事が世の中のお役に立つ事だと信じて・・・。
花冷えのする週末、ようやく近所の桜も咲き始めました。
gallery maggotさんにて4月5日(火)から開催される「東日本大地震支援チャリティー」、
お声を掛けていただき私も少しだけ参加させていただきます。
売上げをすべて東北関東大震災への義捐金として寄付されます。
お声を掛けていただ頃には、出展者60名くらいかななんておっしゃってましたが、
128名(4/3現在)もの方々が出展。みなさんの気持ちは一つです。
写真、ポストカード、カメラ、写真用品、雑誌等々、
興味深いものがたくさんありました。以外な掘り出しものが見つかると思います。
作品は早いもの勝ち! ぜひ、立ち寄ってみてください。
「東日本大地震支援チャリティー」
ギャラリー マゴット
大阪市西区新町1-8-24 四ツ橋プラザビル7F
4月5日(火)~10日(日)12:00~20:00
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写真の会社に勤める友人より、こんな話を聞きました。
被災された方々から、汚れてしまった写真やメディアの扱いが分からず
困っているという問い合わせあるそうです。こんなページを紹介してくれました。
「写真プリントや記録メディアが水などをかぶったときの対処法について(FUJIFILM)」
個展でお話させていただた方にも知人が東北にいると言う方、結構いらっしゃいました。
大事な思いでの保存、ご参考になればと思います。
震災の余波はサラリーマンの日常をも見事に多忙な日々に変えていってしまいました・・・。
被災地の苦難を考えれば、こんなことで愚痴っていては行けないのだ!
報告です。
展示会場で販売させていただいた”福島”の風景写真の売上と、みなさまのご好意を加えまして、
合計9,107円を東北関東大震災義援金として日本赤十字社に贈らせていただきました。
1枚100円の販売から、こんな金額になるなんて思ってもみませんでした。
支援はお金がすべてではないと思いますが、まずは出来る事から始めれた事、
微力ではありますがやってよかったと思いました。
ご協力いただいたみなさまに改めて感謝申し上げます。


応援いただいたみなさまにまずはお礼申し上げます。
有り難うございました。
いろいろな方々とお話させていただき、暖かいコメントもたくさんいただきました。
コメントは、またゆっくり落ち着いて読ませていただきます。
福島の写真もたくさん買っていただきました。みなさんのお気持ちも含めて、
東日本大震災支援義援金とさせていただきます。こちらもまたご報告いたします。
こんな時期に写真展を開催する事に、いろんな事を考えさせれらましたが、
まずは元気な人が元気に頑張らないといけないと思いました。
今日も調子にのって、またヨドバシで現像液を買ってしまった・・・。


私のお気に入りの”福島”の風景写真販売中です。
モノクロプリント(RCペーパー、カビネサイズ) 1枚 100円
プリント売上は全額、東日本大震災の義援金にいたします。
こちらも既に一部売り切れになってしまう程ご購入いただきました。皆様のお気持ちにも感謝です。
本日はいよいよ最終日になりました。
今日も在廊しています。ご来場お待ちしています。
『水彩色』-another season
霜倉真二 写真展
2011年3月27日(日)本日 11時~19時まで
入場無料
NADAR/OSAKA
大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館B1

