カルロスさん

2008年02月28日 | 写真展

気になっていたフラド カルロス写真展に行ってきました。自分のワークと同じ風景写真ですが、ぜんぜん違いました。繊細で無駄がなくやわらかくしっかりとした写真。時間を掛けて丁寧に作られた感じが伝わってきました。会場にご本人がおられたのでいろいろ撮影に関するお話などできました。(もちろん日本語ですが。)



写真に癒されたい方は、ぜひお薦めします。ギルドギャラリー大阪にて3月2日(日)まで。
フラド カルロスさん写真展、くわしくはこちらをクリック!

カルロスさん、私の個展にも遊びに来てくれるようです。ぜひお待ちしとりまーす。



大阪農林会館

2008年02月25日 | 写真展

今回、私が個展でお世話になりますギャラリー、ナダールさん。大阪農林会館(大阪・南船場)の地下1階にあります。



以前から味のあるビルだなあと思っていましたが、京阪神エルマガジン4月号のレトロビル特集に紹介されてました。



建設が1930年(昭和5年)旧三菱商事の大阪支店だったそうです。3/4世紀ですよ。そんな歴史のあるビルで個展させていただけるとは光栄です。テナントの紹介記事もあって雑貨店とか洋服屋とかいろいろ入っているようです。今度探検してみよう。みなさんもぜひ。

さよならノイトール

2008年02月23日 | 写真展
デジタル化が進み、写真の世界も銀塩派には世知辛い世の中になってしまいました。モノクロプリントされている方なら特に感じると思いますが、印画紙や現像液にこだわりをもっていたりする物が、売上げ減少で少しずつ無くなっていっております。私のこだわりは、印画紙現像液アグフア社(独)のノイトールでした。


バライタ印画紙の黒の階調や立体感の表現がとても綺麗なお気に入りでした。2005年にアグフアフォト社が破産申請をしてから、量販店では取り扱わなくなってしまいました。買溜めをしていましたが、いよいよあと1回分で底をついてしまいます。今度の写真展の作品作りが最後かなあ。もう会えないかもしれない。有り難う、そして、さようならノイトール。



セレニウムトナー

2008年02月17日 | 写真展
3月18日(火)開催に向けて準備進めております。 今回はすべてモノクロプリントの作品になっております。モノクロプリントの経験がある方はご存知かと思いますが、印画紙にはRC(レジンコート)紙とバライタ紙と大きく2種類に分かれます。今回はバライタ紙使ってプリントしております。RC紙より黒が引き締まってカッコいいので。きっちり処理ができれば写真自体も長持ちします。銀を保護する目的で、仕上げに古典的なセレン保護調色をおこなっております。こいつが厄介で。

ラピッドセレニウムトナーなるものを使います。(毒物!)特定の販売店でしか購入できません。溶液を指で触るとアカギレを起こすとか・・・。(恐ろしいので試したことはありませんが。)ビニール手袋を駆使して対応しております。

これを使いますと黒の部分が少し黒茶から黒紺に変化して、渋~い色になるのです。そんな色の違いも見ていただけばなあと思います。

DMできあがり

2008年02月12日 | 写真展
ブログリニューアルさせていただきました。
運用しております私、しもくらがこの度、個展をさせていただくことになりました。

DMが完成いたしました! 今回のデザインも9cのDMデザイナー、ワタナベさんにご協力いただきました。毎度すいません。早速配布を開始。先週末には今回お世話になりますギャラリーNADAR/OSAKAさんにも届けてまいりました。反響は・・・身内にはなかなか好評です。

作品作りの方は、昨年までの作品をまとめましたが、まだ何かが足らん。先々週、撮影に行ってきました。先週末も撮影に行こうかと迷っておりましたが、行かなくてよかった。大阪は10時頃から大雪であっという間に積もってしまいました。こんなの経験したことがない。行ってたら間違いなく遭難してたな。


新作1枚追加できるかなあ。今はトイレにネガ状態でブラ下がってます。毎回そうですが、プリントするまではなんとも言えないです。08年の作品が追加できるかどうかは、当日までお楽しみです。