ワタナベ リツコ
『Holiday』
同じ場所で同じものを見ていてもきっと人それぞれ見え方が違うはず。
私にとって写真を撮るとことは、
自分が見ている世界を形にすることの様な気がします。
今回の展示で、
「懐かしい感じがする」「どこの国か分からない」という感想を多くいただきました。
ひょっとしたら私が見ている世界は今の日本じゃないのかもしれません。
これはちょっとした発見でした。
それで改めて写真は人に見てもらうべきものなのだなぁと実感しています。
この度写真展にご来場いただいたたくさんの方々、本当にありがとうございました。
アンケートも長く丁寧なコメントがいっぱいで感謝感激です。
写真てやっぱり楽しいですね、写真展が終わった今、
撮りに行きたい気持ちがフツフツと湧いてきています。
次回の写真展でもっと良い作品をお見せできるように、いっぱい撮りに行ってきます。 2005 秋
(ワタナベ リツコ)
フジシロ ゆうすけ
『WOWOW! Hier kommt die Sonneee!!』
この夏、青春時代を過ごした南ドイツにはじめて撮影旅行にいってきました。懐かしかったし、かなりゆったりできた。気楽な旅だったなぁ…。目新しいものはなかったけれど、その分いろんなひとと出会い、喋り、食べて、呑んだ、踊った。楽しかった!素の自分が出せた旅でした。
おかげさまで気負うことなくかなりフジシリッシュな作品が出来上がりました。写真の方向が見えた気がする。今後の作品づくり、つまりはフジシロブランド、フジシロ主義(フジシリズム)確立に大きく影響したと思います(^O^)。
ドイツは僕の故郷なんだなぁと改めて実感した。またプラプラ行こうかな。
あといっておきたいこと…。「アットホームな雰囲気のする会場」とアンケートに書いて下さった方が多かったのがうれしいです。内輪ながら、確かにアットホームかもねー。僕自身、メンバーにたくさん助けてもらいました。9cの皆様ありがとうね。
最後になりましたが、ご来場頂いた皆様に心の底から感謝致します。おかげさまで会場でたくさんのひとにお会いできました。また作品を気に入ってくれた方、ポストカードを買って下さった方、ありがとうございます!作品は自分の分身なのでまるで自分のことのように(?)うれしいです。今後もひとを幸せにできるような作品を作っていきたいです。
来年も9cの展示あります。楽しみにしてて下さい。ぼくも楽しみ。メンバー一同またのご来場をお待ちしております。これからも応援どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m
ではまた…。 2005年秋
(フジシロ ゆうすけ)
市川 五月
『 SKY 』
今回の展示で苦労した事は、空の色を出す事。
多いもので4回再プリントに出しました。
2年ほど前、たくさんのフィルムの中から私が出したい「本物に一番近い色」を
出すフィルムを見つけました。
それからずっと空はこのフィルムと決めています。
写真がやりたくて写真屋さんで働いてみて、
ちゃんとやれば自分が見た通りの色が出る事を学びました。
色の性質、明るさもすべて感覚で計算して
きちんとしたプリントを出すこともできるようになりました。
見ていない人に焼いてもらうのは当たり前だけど、とても難しい。
特に空とゆう何千、何万色あっても足りないような様々に変わるものは。
終わって感じたこと
2000年、20歳。まだ何も目指すことがなかった時、
ある写真集に出会い、私と同じように空を撮る人がいることを知りました。
その写真にインスパイアされて写真を始める決意をした。
今思えば運命的な出会いだったと思う。
今回空の展示ができて、原点に返ることができた。
私にとって、とても貴重な展示でした。
来て頂いたみなさん、あたたかいコメント、アンケート本当にありがとうございました。
まだまだこれからも撮り続けていきますので、
応援よろしくお願いします。
またお会いできる日を楽しみにしています。
ありがとう。
(市川 五月)
ホームページにてコメントがあります↓
http://tokyo.cool.ne.jp/may-village/9C2.html