台所

2010年01月21日 | 写真展
写真グループのメンバー、石川陽の写真展を見て来た。テーマは一人暮らしの台所。他人の台所って興味あります。住人が食する物を作る場所。その人の生活に特に密接した場所のように思う。

まず関心させられてたのは、25軒もの台所をコツコツと撮り続けて来ている事。その努力、見習うべきものがあり、自分も頑張らないとと思ってしまう。(これは私事ですが。)

写真を見ていると自分の生活と比べながらいろんな発見があった。「なんで台所にこんな物が?」「この人は台所でこんな事しているんだ。」等々、ついついその情報に引き込まれてしまう。

特に流し台のメーカーさんがご覧になると目からウロコが落ちること請け合いです。

今週末、お時間のある方はぜひ。

Akira Ishikawa 写真展:Single K
写真展会期:2010年1月19日~24日
写真展会場:Gallery LE DECO
東京都渋谷区渋谷3-16-3 ルデコビル2F 11:00am~7:00pm(最終日5:00pmまで)

2010年 撮り初め

2010年01月17日 | 水彩色
この冬一番、冷え込んだ週末の朝、ハッセルと三脚を担いで電車に乗る。2010年撮り初めに選んだ場所は、何故か大阪の主流、淀川。
こんな都会に流れる河川で水の記憶を切り取る事ができるのか。チャレンジしたくなった。

橋の上から川を覗き込むと、朝日を受け輝く水面に渡り鳥たちが羽を休めている。


川沿いの土手から岸一面に広がる黄金色の葦群。


水も思っていたより綺麗で、少しの沖なら川底も伺う事ができる。


写真はあまり撮れなかった。しかしこんな都会の河川に・・・と思っていた先入感を裏切られる程、自然が取り戻されていることに気づかされた。


この感覚を忘れずに、2010年は先入観に惑わされず被写体を探してコツコツと撮って行こうと思うのでした。

馬籠宿 妻籠宿

2010年01月06日 | 
年の瀬、空を気にしながら木曽路に向かった。
時代は江戸の頃、五街道の一つとして整備された中山道(なかせんどう)は、江戸日本橋と京都を結ぶ大動脈となる。道中に69の宿場が設けられる。


江戸から数えて、妻籠宿は42番目、馬籠宿は43番目の宿場街。


明治以後の交通改革により、宿場としての機能を失い、


観光開発として集落保存されている。


外国人観光客なら当然珍しい風景に写るだろけど、日本人の私でも、とても新鮮に見える。


忘れかけた日本の原風景。


先日見た時代劇ドラマを思い出した。


自分もタイムスリップしてきた錯覚に陥る。


2009年、最後の冬の晴れ間を満喫できた。
こいつの予報も明日は雨? (猫が顔を洗うと明日は・・・。)

この時期だから雪だろな。この風景もきっと一変することだろう。